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今更気づいた効果的な英語学習たった1つのコツ

先日東南アジアの著名スタートアップメディアe27に弊社の記事を取り上げていただきました。

・GAOGAO: Creating an ecosystem of CTO level talent, support and growth with industry experts and new businesses

この記事が公開されるにあたって先週e27の担当者から英語によるインタビューを受けました。「競合はどこ?」とか「もう少し会社を起業した際のバックグラウンドを教えて」とか色々聞かれました。 一年前だったらおそらくタジタジの状態であっただろうと思われるようなことが、2020年9月くらいから英語のアクセラレータープログラムに参加した経緯で意識的に英語の学習をしていたため、なんとか問題なく乗り越えることができました。

私の英語の実力はというと、過去TOEICの勉強をやっていたり、海外ドラマなどを多くみていたので、基本的な英語は聞き取ることはできます。が、ビジネスレベルで満足のいくスピーキング・ディスカッションをできるレベルとはほど遠い状況です。

私は海外在住とは言えそんな英語レベル感なわけですが、ここ数ヶ月で自分自身英語のレベルアップを多少なりとも感じているので、効果的だったなと思う方法を共有します。

ゴール設定を認識する

まずは英語の目標レベルを設定する必要はあると思います。例えば、以下のようなイメージでどこを目指しているかを考えましょう。元々エンジニアである自分のイメージとしては、以下は少しビジネス用の英会話として設定しています。

Level1: 英語で業務遂行をする上でslackなどテキストを活用して大きな問題なくコミュニケーションを取れる
Level2: 簡単な日常会話はこなせる
Level3: インタビューの受け答えを問題なくこなせる
Level4: 英語の商談を問題なくこなせる
Level5: ネイティブと対等に込み入った話をすることができる

元々1年くらい前まで私は日常会話は込み入った話でなければ意思疎通はできる、という観点でLevel2かなという自己評価でした。去年の後半アクセラレータープログラムの経験など英語学習に力を入れ出して、Level3に上がった感覚はあります。今はLevel4を目指して引き続き英語学習に取り組んでいる状況です。

私の間違っていた英語学習方法

私がこれまで主に行っていた以下の英語学習は間違ってはいないのですが、効率が悪かったと振り返ると思います。

・TOEIC高得点のための勉強をする
・海外の映画やドラマを見る
・英語のpodcastを聞き流す
・海外のオンラインカンファレンス・イベントにとりあえず顔を出す

上記全て「リスニングのトレーニング」となっています。英語耳としてはトレーニングになるのですが、やはり実際の会話となると思うように伝えるのが難しい状況は長年続いていました。今現時点で英語学習として上記のような学習方法をされている方は一度立ち止まってみてください。

英語上達のたった一つのコツ

自分が今まできちんとできていなかったと反省した英語学習の最大のコツは「スピーキング時間を最大化すること」です。とにかく自分が英語を発音して喋る時間を日々の生活の中でできる限り多く持つことです。

「スピーキング時間を最大化する」を5つの方法

以下の5つ意識して取り組んでみると効果的に英語力の向上をできると思います(同じ内容を以前English Night vol4で発表しました)

1. シャドーイングを行う

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英語が達者な多くの方がオススメしている方法、それがシャドーイングです。何か英語をリスニングをしながら、単語とかをきちんと理解していなくてもとりあえず聴いた内容をそのまま自分で発音してアウトプットしていくトレーニングです。ポッドキャストはなんでも良いと思います。ちなみに参考までに私の聴いているオススメポッドキャストは以下の記事にまとめています。

シャドーイングの練習を補助してくれているYouTuberも発見してみたりしていました。

もちろん映画や海外ドラマでも問題ありません。これは騙されたと思ってやってみるのをオススメいたします。

2. ビジネス英会話レッスンを始める

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これは超スタンダードなアプローチで、英会話レッスンを受けるというものです。もし英語勉強したいけど重い腰が上がらないという方は、一度英会話サービスにお金を払って、それくらいモチベーションをかけて取り組んでみることをオススメします。英会話のサービスは色々あるので色々みてみてあなたにフィットしたものを選んでもらえれば良いともいます。私はビジネス英会話で検索をして発見したbizmatesというサービスを利用してほぼ毎日25分間の英会話を行なっています。回し者ではないです笑

3. 思ったことを英語で独り言する

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意外と一番お手軽に始められる方法。今「お腹減ったー」と思ったら「I'm hungry now.」と独り言を発します。「今日仕事で発表の練習しないといけないんだよなぁ」と思ったら「OMG. I need to prepare my presentation today.」とか。それが慣れてくると、普通に思いつく日本語の文章を、どんどん英語で言ってみるクセができまてきます。導入の敷居の低さとしては今回紹介する方法の中で一番おすすめです!

4. 外国人に会って話す

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結局これが一番効果的かもしれないです。一度ランチやディナーに出かけるだけで1-2時間は英語を聞いて、英語を喋る環境に縛られますので、一番の実践環境ですね。身近に外国人の友達がいれば良いですが、いない方はランゲージエクスチェンジなど外国人と出会えるためのマッチングアプリやMeetupなどを活用していくと良いかもしれませんね。

5. 日本人同士で英語で話す機会を作る

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日本人同士で英語を喋るなんて小っ恥ずかしくて無理でしょ、と思われる方も多いかもしれませんが、ルールを決めてやってみると意外にも英語でコミュニケーションを取れる機会を生み出すことができます。

私はこれまで英語でランチ会を社内で毎週開催しています。定期的に続けてみると皆恥じらいのようなものも消え、すぐに英語モードに切り替わるようになってきました。

また、以前登壇された方に紹介していただいたEnglish Nightのようなイベントでもほとんどの参加者は日本人ですが喋る環境は作ることができます。和田さん(@takahi5)が登壇した時のお話をstandfmで語っていただいております。

試しに身近な友人と英語オンリーのルールを作って喋る場を設けてみてはいかがでしょうか?

なぜ上記方法で英語力が伸びるのか

自分の発音できないことは聞き取ることができないと聞いたことがあります。科学的に根拠はあるのか不明ですが、「わからない発音をひたすら聴くといつか聴けるようになる」という過程よりも、「自分が発音をできた単語・センテンスは聞き取れるようになる」過程の方が早く実現できる気はしますよね。

英語の勉強は個人ごとに適した方法があるはず

あくまで私にとっての英語学習方法です。おそらくリスニングやライティングを強めたい、といった方には最適な勉強方法ではないかもしれないです。ただし、自分は典型的な日本人の学習過程を辿ってきてしまった身として、英語のリスニング、リーディング、ライティング、スピーキング中ではスピーキングが苦手な典型例だと思いますので上記方法が効く方は多いと思います。

番外編

話題のclubhouseを利用して、英語学習する方法もご紹介しました。こういう新しいツールも活用してアウトプットの機会も増やしていくのも良さそうですね。

まとめ

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とにかく日頃から英語でスピーキングするアウトプット時間を最大化することを意識することです。スピーキングを行う方法は上記で紹介した通りいくつか方法はあります。色々試してみて、個人に適したやり方を選んでみてはいかがでしょうか?

昨年2020年からコロナで海外も行けない状況だと思います。そのような状況で海外に行けないから英語をやらないのではなく、海外に行けるきっかけを作るために英語を勉強しようとモチベーションを上げてみると良いと思います。英語でしっかりとやりとりをできる力を備えておけば、海外に行かずともリモートで英語を使ったお仕事なども獲得するチャンスも巡ってきたりもすると思います。

なおGAOGAOではEnglish Nightというグローバルを志すエンジニアの方のための英語オンリーイベントもほぼ毎月行っていますので興味のある方は是非ご参加ください!また、エンジニアも積極採用中です。

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