5年ぶりの出産とゴッドハンド③〜緊急帝王切開〜

今回の出産は陣痛の部屋と出産の部屋が同じ部屋だった。

前回の出産が、陣痛から7時間ほどで産まれているので今回はもっと早くなるだろうと予想していた。

部屋で横になりながらいよいよ始まる出産に緊張しつつ気合いをいれていた。

破水していることと、なかなか陣痛の波がこないことと、もともと翌日に入院して計画分娩の予定だったこともあり点滴で促進剤をいれることに。

促進剤を入れると瞬く間に陣痛の波がやってきた。

痛さの感覚が終わったらすぐ襲いかかってくる。

しかしここで助産師さんから

「赤ちゃんの心拍が少し落ちているので体制変えたりして様子見ましょう」

とのこと。

正直言ってこちらも痛さで余裕がない。

言われるがまま痛さに耐えながら体勢を変える。

その後、陣痛に耐えること…

私の中では3時間くらい。

実際は1時間も経っていない。。

先生に触診されるも子宮口が開いていないとのこと。。

久しぶりの陣痛で私に力が入ってしまってるから、力を抜いて〜と言われるが…

それは無理な話です。

こちらも力みたくはないですが、痛いものは痛いのです。

そんなこんなでまた耐えること2時間。

実際はまた1時間ほど。。

やはり赤ちゃんの心拍が下がっていると言われ、このままだと緊急の帝王切開もあるとのこと。。

もう正直無事に産まれるならなんでもいい。


しばらくすると

「やっぱり赤ちゃんの心拍が下がってて心配だから帝王切開の準備をしたいと思うんだけど、ご主人に電話できるかな?」

このコロナの影響で私が産む病院は立ち会いも面会もできない決まり。

そのため私を病院へ送った後、主人は上の子と病院近くの実家で待機していた。

…正直言って無理だと言いたいくらいお腹は痛い。

力を振り絞り電話をかける。

「帝王切開の経緯をご主人に説明して病院に来てもらえるか聞いてもらえるかな?緊急だからご家族のサインをもらわなきゃいけないんだよね。」


……経緯を説明?

今ですよね。この痛さの中ですよね。


……

………



ごめんなさい無理です〜(泣)

電話のコールだけかけ助産師さんにすぐさま携帯をたくす!

とりあえずこれで来てくれる。

あとは赤ちゃんが健康に産まれるために帝王切開でもなんでもいい!

そう心に決めた時、担当医ではない見慣れない先生が部屋へ入ってきた。


あなたはだれ……?


#出産 #陣痛 #note #赤ちゃん  

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