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日本郵政株式会社 経営理念

経営理念とはかんたんに言うと、経営者の哲学や信念に基づき、企業の根本となる活動方針を明文化したものです。また、経営理念は企業が最終的に目指す理想像を明文化したものでもあります。経営理念は創業からの想いが形になったものですから、たとえ経営者が変わっても不変の理念として受け継がれます。役員、社員が業務を進める上での絶対的な行動指針となるものです。

筆者は民営化後に入社していますが、公務員として社会人をスタートされた先輩方は依然として、公務員のマインドが根付いている人が多い印象を受けます。郵政グループの最初は1871年(明治4年)に東京~大阪間で官営の郵便事業が開始されたとされています。(歴史については次の機会に紹介させていただきます。)現在では業態は多岐にわたります。その中の主要事業の経営理念の紹介をさせていただきます。増田社長以下すべての役員、社員の行動指針になるもので、お客様、株主、会社、社員にメリットのあるものでなければなりません。決して小さくない問題を抱えている会社ではありますが、みなさんで郵便局のサービスがよくなったと言ってもらえるように頑張っていきましょう。それでは紹介していきます。


日本郵政グループ経営理念

郵政ネットワークの安心、信頼を礎として、民間企業としての創造性、効率性を最大限発揮しつつ、お客さま本位のサービスを提供し、地域のお客さまの生活を支援し、お客さまと社員の幸せを目指します。また、経営の透明性を自ら求め、規律を守り、社会と地域の発展に貢献します。


日本郵政グループ経営方針
1.
お客さまの生活を最優先し、創造性を発揮しお客さまの人生のあらゆるステージで必要とされる商品・サービスを全国ネットワークで提供します。
2.
企業としてのガバナンス、監査・内部統制を確立しコンプライアンスを徹底します。
3.
適切な情報開示、グループ内取引の適正な推進などグループとしての経営の透明性を実現します。
4.
グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指します。
5.
働く人、事業を支えるパートナー、社会と地域の人々、みんながお互い協力し、社員一人ひとりが成長できる機会を創出します。

次回は日本郵便株式会社の経営理念の紹介になります。

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