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いいかねPaletteから学ぶ人間らしさ

みなさん、コテンラジオというポッドキャストをご存知でしょうか。歴史系キュレーション番組と題して放送されており、運営会社の株式会社コテンは歴史から学べる知のデータベースを作ることを目的としています。そこの立ち上げには株式会社BOOKという会社が大きく関わっており、この日本一のポッドキャストを生むきっかけとなりました。

その株式会社BOOKのメインの事業は、廃校を利用した宿泊施設兼フリースペースのいいかねPaletteの運営となっています。

しかし彼らは言うのです。確かに施設の名前ではあるが、いいかなPaletteという有機体でありたい、と。それは果たしてどういう意味なのでしょうか。

きっかけとなった放送回

こちらはコテンラジオで紹介された回です。見出しには中編と書いてありますが、前編はそのいいかねPalette所在地の田川市で起きた面白い話ですので、興味ある方はそちらもご覧いただけますが、今回の本題とはずれるかと思います。

こちらは後編です。二編でトータル70分を超えていますが、こちらを見て頂けると僕が何を言いたいのかわかるかと思います。

と言ってしまうとここで話は終わりになってしまいますので、どのような部分に親和性を感じ、同じようなことを考えていて、さらにその上で刺激されたか、そして皆さんもこれを読んでどう考えるのか、是非教えて下さい。

多様性の担保

いいかねPaletteは、人間がもっと自由であってほしい、という理念の基設立されました。彼らの言う自由とは、多様性を担保することによって、選択肢が多い世界にしたい、とのこと。一つの例として、都会で暮らせない人が田舎に来たとき、仕事がなければ暮らせない。では田舎に仕事を作ろう。そして、そういったような人たちが自身の可能性や能力を最大限に発揮できるような、生活するうえでの選択肢を増やそう。そして今の現状に生き辛いと感じている人の受け皿になれば、と語っています。

そうすることで人間はもっと自由になれる。やりたいことをやってもいいという土台を作れる。そしてそれをすることによって、全国にいるそういう人たちや、同じようなことを考えている人達が繋がって、究極的には世界がそうなれるような場所を作りたい、世界にもっとバグを起こしたい、と。それが彼らの言う「有機体」でありたい、という言葉に繫がるのでしょう。

皆で繋がり、色んな人を巻き込もう

その理念を僕は大賛成しております。興味が湧いた方は是非YouTubeもしくはポッドキャストを聞いてみて下さい。もっと色々な形で「自由」というものを語っています。

そしてそれでもなおまだ日本には選択肢というものが少なく、風潮として楽をしたりとか楽しかったり、ということが悪いように見られているように感じます。
苦労しなければ仕事じゃないとか、大変で当たり前とか、やりたくないこともしなければならないとか、そういった気持ちを持たなければ大人じゃないといった世間体もあるように思います。そういったことを考えずに、もっと人間がその人らしい生き方を出来る「なにか」をみんなと一緒に作り上げていきたいと思っています。


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