見出し画像

ステルビオ峠は天国だった

二泊三日で衝動に駆られて一人で峠攻めしてました。ロードバイクで。今回はステルビオ、モルティローロ、ガビアです。どれもジロ・デ・イタリアで有名な世界的にも人気のある峠。控えめに言っても最高でした。

ステルビオの上で宿泊

まずは目的地のステルビオ峠に向かう為、ミュンヘンから電車でボルツァーノへ。イタリアは南チロルに位置する、この辺りの道路標識はドイツ語と併記されていて、歴史的にもドイツ、というよりはオーストリアとの繋がりの強い地域。ここを出発地として、ステルビオへ自走で100km。獲得標高は2600mにもなります。約15キロを背負って走るのは思っていたよりも苦行でした。

ワイン畑やプールやレストランが点在とした河川の自転車道は、ちゃんとルート引けば直接次の街に繋がってるようです。いつもKomootというアプリを使ってルートを引いてましたが、今回はかなりミスしていて、適当につないだ道をそのままルートとして保存してました。なので色んな所を迂回させられたり、必要のない登坂させられたり…。皆さん、ルートを引くときは細かいところもチェックしましょう!

ここから、24km、1800mアップの伝説のステルビオ峠の始まり!3年前にはこの先約8kmに位置するホテルに宿泊し、翌日にそこから登り、さらに2/3地点が雪崩により封鎖されていたので、一回て登るのは初めて。一本のヒルクライムでは最長最高です。

前回はこの辺りまで。かなり景色が地上とは違いますよね。前回は6月初頭だったこともあり、緑も全くありませんでした。まぁ雪崩警報が出るくらいですからね。

前回の写真
雪崩で通行止め

ここからが長かった…。荷物の荷重で肩にも腰にもダメージが。骨にバックパックのフレームやや少し固めになっている部分が当たって痛い。普通に登山や日常使いの時は気にならなかったのですが、自転車の姿勢はかなり特殊なのと、実際バッグの積載量超えだったので、まあ自業自得ですね。ちなみにここから約1時間くらいかかりました。

頂上
実際は到着時に撮り忘れたので、この2つの写真は帰るときに撮ったもの。

宿へ

まあわかっていたことではあったんですが、ヘロヘロになって登ったあと、更に登山しないといけないところに宿を取りまして。

ここまでは自転車で。ここから登山。ちらっとガレージも。

自転車を押しながら登りましたよ。
そしたら宿の人に、下にガレージあったのに!と言われ。まあ知らなかったんでね!その代わり自転車と一緒に絶景を撮れましたし。

翌日出発前に。

もうね、ここよホテル、景色が最高。何もない!もともと登山用の避難所だったところがホテルになってるみたい。宿の人も親切でした。難点は水道水が飲料ではないところくらいかな。恐らくこの辺りのホテルは全部そうかも。

宿からの眺めは最高です。宿の中も素敵で、是非とも宿泊することをおすすめします。
宿の名前は Rifugio Garibaldi、ステルビオ峠意外にも同じ名前のところがあるようなので、要注意!

最後は宿からの写真でお別れ。
この翌日に行ったモルティローロとガビアについてはまた後日!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?