今回訳したのは Puccini の "Nessun dorma" です。「太陽のテノール」で名高い Luciano Pavarotti のステージが有名です。
初めてのイタリア語だったのもあってあまり自信がないので、答え合わせをしていこうと思います。
訳の比較
原文・拙訳
ということで、まずは原文と拙訳をご覧ください。
参考訳
参考にした訳は wiki から引っ張ってきたもの。信頼ならんかもしれないですが、拙訳よりかはマシでしょうよ。
拙訳と異なる部分に装飾を施しておりますので、比較してみましょう。
結構少ない感じですか。しかも wiki の訳も拙い部分が多いもので。
1箇所目
まずは1箇所目ですね。
関係詞 che の先行詞の取り違えですね。意味的にはかなり厳しいですが、位置的には直前の le stelle を先行詞と見るのが妥当ではある。とはいえ星が震えるってなんだよ。瞬いてるとかならわかるけど、震えるはキツくねーか?
2箇所目
もうラストですか。いや〜俺って優秀だな〜。
直説法未来形の訳への反映がおかしいみたいですね。直説法未来形の使い方としては
① 未来に実現する見込みの高い出来事、予定、状態を述べる時
② 現在の不確実な出来事について推測・想像する時
が挙げられるらしい。ここについては当初の予見とあまり食い違いはない。
でもまあ確かに「名前を知らなくなる」ってのは「今知ってる」つまり「忘れる」っていう語感があるから不適当だな。
文法・構文
名詞の性別や動詞の人称・時制などをまとめたものです。
画質が悪いなどの場合は是非下の pdf をご利用ください。
解析過程
また、「どうやってこんな解析したん?」ということが気になるお方は各部ごとに記事にしてまとめてありますので、是非ご覧ください。
ただし、予備校時代の師の言葉で「ノートは間違いの記録!!」とキツく言われておりますので、ことあるごとに正しくないことを書いております。あらかじめご了承ください。こちらについても誤謬あればご指摘いただけると幸いです。