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【ドイツ語学習記録】J.S. バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」全訳・構文解析 まとめ

今回訳したのは BWV 147 "Herz und Mund und Tat und Leben" (Johann Sebastian Bach) から、Wohl mir, daß ich Jesum habe と Jesus bleibet meine Freude です。メロディーが同じなので動画は前者だけ。

今回の仕事ではこれまでの「構文解析」っぽいことをほとんど行わなかったので、全訳を載せるだけにしておきます。いつも通り誤謬があればコメントいただけると幸いです。

全訳

Wohl mir, daß ich Jesum habe, 
O wie feste halt' ich ihn, 
Daß er mir mein Herze labe, 
Wenn ich krank und traurig bin. 
Jesum hab' ich, der mich liebet 
Und sich mir zu eigen giebet, 
Ach dru, laß' ich Jesum nicht, 
Wenn mir gleich mein Herze bricht. 

Jesus bleibet meine Freude, 
Meines Herzens Trost und Saft, 
Jesus wehret allem Leide, 
Er ist meines Lebens Kraft, 
Meiner Seele Schatz und Wonne; 
Darum laß ich Jesum nicht 
Aus dem Herzen und Gesicht. 

私は幸福だ、イエスを抱いているなんて
おお、彼を抱きかかえているなんて
私が辛く悲しい時でも
彼が私の心を楽しませてくれるなんて
私はイエスを抱き抱える、私のことを愛するイエスを
私に身を委ねるイエスを
悲嘆にくれても私はイエスを手放さない
たとえ私の心が砕けてしまっても

イエスはずっと私の友だ
私の心を慰め元気づけてくれる
イエスはすべての悲しみを抑えてくれる
私に生きる力を与えてくれる
私の両目に喜びの光を宿らせてくれる
私の魂を満たし恍惚へ導いてくれる
それゆえに私は心や視界の外へ
イエスを手放すことはしない

過程

「お前、どうやってこんな訳作ったんだよ」という方に向けて、訳出のプロセスを残してあります。

ただし、「ノートは間違いの記録」です。誤った情報が多分に含まれている恐れがあることをご承知の上、ご覧ください。

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