【注意】「ノートは間違いの記録」です。この記事は勉強中に書いたもののため、多分に誤りを含んでいる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。構文や訳をしっかりご覧になりたい方はこちらから。
今回扱うのはこの部分です。
語彙
まずは語彙の補填から入ります。この歌は短縮形と思わしきものが多々現れるので、辞書引くのがかなりしんどそうな予感。
これ全部 halt' の候補として検討しないといけないのか。。。
名詞として Herze を取れそうなものがなかったので、一応 Herz と動詞 herzen を載せて考えておこう。
さて、訳すか。
1行目
一番最初の wohl が何者かをまずは判断しないといけない。一見命令法使ってるんかと思ったけど、wohlen って単語が辞書に見当たらなかったから、こいつは困ったな〜と。
次に考えられるのが接続詞。譲歩で「なるほど」となるけど、直後の mir の扱いと、本動詞がどこ行ったかという問題が残る。
まあ、形容詞でも副詞でもなさそうなので、ちょっと保留しときますか。
daß ich Jesum habe で「私はイエスを持つ」となる。「1723年主の母マリア訪問の日の祝日に合わせてバッハが作曲した」なんてwikiに書いてあるから、意味的にここでの ich は聖母マリアが妥当かな。そうすると「私はイエスを授かった」とかかな。
まあ全世界の人間が「救世主が到来した」と喜ぶのも悪くないが。
2行目
wie はだいたい英語の as で置き換えられたはず。ich ihn で「私が彼を」となるから、halt' は他動詞であってほしい。なんなら halte の略であってほしい。「私がイエスを持っているように」みたいな?やっぱり wie をここで as と同一視して信じ込むのは危険か。
今回どれだろうな。主節がよくわからん以上はちょっと待っといたほうがいいかな。ああ、どんどん後回しにされていく...
3行目
Herze の扱いがまだ決まっていないけど、普通に Herz としてあげれば「彼が私の私の心を楽しませること」とかになりそう。ただ、この宙に浮いてる3格はどうしたものか。いつもの原田大樹京大大学院法学研究科教授のサイトで確認した。
まあ「彼が私の心を楽しませてくれること」とかでいいんじゃないか?
4行目
これは「私が悩んで悲しんでいるとき」で一発K.O.だな。そんな時に「彼(イエス)が私の心を楽しませてくれる」って続く気がする。
総括
ここまでで保留しておいた分を回収しないとな。
まず初っ端の Wohl だけど、これは次の文(次回以降)に続くかもしれないので一旦保留。3格の使い道もまだよく分かっていない。雰囲気としては
みたいになりそうだけど、焦って訳を決める必要もないのでね。一応 daß には原因理由の訳があるので、問題はないかと。
「〜だなんて」って訳があるのか。こっちの方が良さげだな。
次の文は wie の訳で悩んでたのか。普通に1行目の反復と捉えて「私が彼を抱き抱えているなんて」とかでもいい気はするんだけどな。
ってなると、3行目の Daß も同じように「〜だなんて」って訳すのがいいかな。
ここまででなんとなく「こんな訳じゃね?」ってのを上げてみよう。
体裁は良さげ。あとは冒頭の Wohl mir がキモいから、そこどうにかしないとだけど、あとでやればいいかな。