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複利の力と長期保有

モニターを何台も並べてPCデスクにかじりつき、1分1秒を争いながら短期売買で稼ぐといった印象を株に対して持っている人も多いだろう。

現在では株式と資産形成の世界ではこのような運用はせずとも簡単にかつ安全に運用する方法がある。
長期で投資信託を保有しつつ、複利の力を最大限に発揮させて資産を増やす方法が主体となっている。

・長期保有する理由

全世界の上位約3000銘柄に自動で分散投資してくれる投資信託(オルカン)に毎月一定額を投資して保有し続ける。

こうすることで日々上昇し続ける株価に対して自分の資産を連動させることが出来る。

勿論下落もする。
近年では2020年にコロナの影響を受けて大暴落した過去がある。
しかし半年〜1年程で株価は回復し、現在では何事もなかったかのように上昇し続けている

この様な事例をリーマンショックや世界大恐慌でも繰り返してきた歴史がある。

次に大暴落が起きた際に株価が必ず回復する保証はどこにも無いが、株価が回復する可能性は極めて高い。

安心して長期保有し続けられる理由の一つである。

・複利と単利の違いと効果

複利と単利の違いを聞かれて即答出来る人はこの話はどうでもいい。
noteはここで終了。

単利は元本にのみ利息が付く。
複利は元本に付いた利息に更に利息が付く。

この違いは明確で、例えば個別株を保有して配当金を受け取るとする。
この配当金を使って買い物をしたとする。
次回も同じ額の配当金が入る。

十分魅力的だとは思うが、一方複利を考えてみる。

配当金を受け取り、その配当金で更に株を買い増す。
保有している株は増えるので、次回受け取る配当金が増える。
更にその配当金で株を買い増す。
更に配当金が増える。

この様に複利の効果で積み立てた金額以上に雪だるま式に増えていく
長期で運用する資産運用ではとても重要なことである。

配当金は受け取る度に毎回課税されてしまうが、全世界株式(オルカン)は受け取る前に自動で再投資してくれるので、非課税で再投資でき、自分で再投資する手間すらも発生しない

毎月一定額を積み立てつつ、以降は長期保有しながら完全放置で資産形成が完了してしまうのである。

配当金は確かに魅力的ではあるし、投資をしている実感も湧きやすい。
しかし、重要なのは資産を形成すること。
その側面から考えるとやはり投資信託の一強なのではないかと自分は考えている。

・まとめ

上記の長期保有と複利の組み合わせは凄まじい。

世間一般の「お金持ち」と呼ばれる人達はこういった形で、資産で資産を増やしている
言い換えれば、お金に働いてもらっているのだ。

この事実を知ったのが丁度2年前の今頃で、当時は衝撃を受けたと同時に、もっと早く学んでおけばと後悔した。
しかし、20代〜30代であれば平均寿命から考えればまだまだ人生は長い道のりになる。
自分の場合は、複利の効果を長期的に活かせる20代前半でこの事実を学べたことをラッキーだったと思うべきなのかもしれない。

次回は資金を確保する低燃費生活についてnoteを書いていく。

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