感情のありか
喜怒哀楽…
日々の生活で、いろいろな感情がある。
その中で、音楽を聴いて、ドラマを見て、何かを読んで…
なんでもいいんだけど、人が感動する頻度って、どの程度なんだろうと思う。
そんなものは人それぞれではあるし、どうでもいい…とも言えるけど苦笑
近年、何かを見聞きして感動して泣く、という頻度が猛烈に高くなっている自分は、おかしいのかなと感じることもある。
単に、歳をとって涙腺が弱くなったのは確かかも、と、思うものの、
演奏会で音楽を聴いてボロボロ泣いた、とか、
ドラマを見てめちゃくちゃ泣いた、とかいう話をすると、
え、そんなに泣く??...という反応が返ってくることが多い。
こちらからしてみれば、え??泣きません??...っていう。
特に、クラシック音楽を聴くようになってからは、音楽はほぼ、クラシックしか聞いていないようなもので、とにかく、音が鳴っただけで込み上げてくるものがあったり、音色のはずが、歌詞のある歌のように聞こえて泣けてきたり、そんなことがしょっちゅう。
You Tubeなんかを見ててもそんななので、演奏会で生で聴くと、いろいろ崩壊してしまう...苦笑
音が語りかけてくるあの感覚。とてつもなく深くて、とにかく深くて、心の底からぐわーっと…
そんな体験を重ねていくうちに、テレビから流れてくる歌の言葉の重みみたいなものを考えてしまうようになって、そうなってからは、歌詞のある歌を聴きたいと思わなくなった。
いわゆる、「推し」と呼んでいる音楽家以外の演奏会にも足を運ぶ私を、不思議そうに見る、友人。
推し活の話はジャンル問わず、分かり合える、という認識のもと、友人の好きなタレントの話も聞くし、こちらの話もするけど、
「昨日行った演奏会のあの音楽家の世界観が、めちゃくちゃ良くてね、、」と、言ったときに、この人何言ってんだろう...っていう視線を浴びた私は、あぁ、何かが根本的に違うんだな…と悟ってしまった。
大抵の人は、クラシックはわからん、と言って、話も聞こうとしないけど、こんなにいっぱい感動が転がってる世界に、遅ればせながらでも気付いて、浸ることができていることをラッキー♪ と思って、音色から何かを感じて感動する、という体験を、これからもたくさんしていきたい...。
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