フェティシズム

直線と曲線を考えた時
男性は直線的、
女性は曲線的と表されます。

それはもちろん
体型、骨格の違いから
きます。

女性っぽいもので
ビジネスの観点で
浮かんだのは
スーパーマーケットの
ダイエーです。

これは男性がデザインした昔のロゴ

社長が林文子氏になった時、
看板はこう変わりました。

こちらは女性がデザインしたもの

こちらの方がが
曲線的で柔らかい印象です。

他にもデザイン的に
男性のデザインと
女性のデザインは異なります。

無骨、無機質、力強さ、
コントラストの強さ
なデザインは男性的

クロムハーツ
メイプルソープ

ソフト、有機質、繊細さ
コントラストの弱さ
なデザインは女性的です。

ティファニー
エルサ・ペレッティ™

同じシルバーでも
全く違いますね。

力を象徴したがるのが男性
力を調和させようというのが女性。

個人の所感です。

このような話は
皆それぞれ、
という会話停止の言葉が
投げかけられかねません。笑

ナンバーワンより
オンリーワンみたいな
それぞれの個が尊重されるので
一概に言い切るのは難しいです。

そして良し悪しの話では
ありません。

商品パッケージも
男性がデザインしたか、
女性がデザインしたか、
想像するのが好きです。

僕は男性であり、
異性に惹かれる側なので笑
曲線に目を奪われます。

その代わり、
自分が身につけるものや
着る物はカッコイイものに
惹かれます。

特に曲線は
どうしても男性が出せない
美しいラインを女性は
お持ちなのです。

それはどこのパーツか。

骨盤です。

クビレではありません。
骨盤の曲線です。

卑猥な話を
いかに真面目にしてるか
です。笑

僕は仕事柄、
美容師さんに

人のお顔の診断の仕方を
教えています。

大人っぽいか
子どもっぽいか
男性的か
女性的か

それによって
そのお顔にあった髪型や
髪色を診断するのです。

似合わせという言葉は
曖昧であり、
定義が今ひとつ
はっきりしません。

髪型でいう似合う
とは
その人が今までで
お顔が一番美しく見えることです。

つまりお顔と髪型の
調和が取れている時なのです。

お顔のパーツが
曲線的であるほど
女性っぽく見えるのです。

よって、
好きな髪型＝美しい
とは限りません。

好きな髪型は
なりたい自分になる
手段の1つです。

ちなみにメイクにも
似合わせの理論があります。

さて、

曲線は女性の象徴です。

いくら頑張ったところで
女性には曲線においては
勝てないのです。

勝ち負けでもないですね。笑

皆それぞれフェティシズムな
ところがあるでしょう。

五感のうちのどれか。

どれかに異性の魅力を
感じさせるものがあれば、
それがあなたの
フェティシズムです。

ところが
今増えている中性化。

流行りではなく
流行らせているのです。

男性のメイクも
Z世代では当たり前のようです。

女性の筋トレも
珍しくありません。

ジェンダーがいつのまにか
言ってはいけない
不文律となってしまいました。

男は男らしく
女は女らしく

かつて昭和では
当たり前だった言葉は
マイノリティの存在により
ハラスメント認定です。

かつて資生堂が
25歳は女子じゃないという
CMを打って大炎上しました。

昔流で言えば
女の子といえば
幼女を指すものでした。

今では
概念が既に変わっています。

40歳でも50歳でも
女子を名乗る権利があると。

よって今ははっきりとした
物言いが難しい時代でもあります。

色々なボーダーラインが
なくなっていきます。

フェティシズムは
世界が画一的になっていったとしても
残るものだと
僕は考えています。

ルールは変わっても
DNAは変わらないのです。