子どもが多いほど生活満足度が下がるのは本当か?
「子どもがいると楽しい」
「子どもがいると大変」
どっちの気持ちを持つことが多いですか?
この記事は、以下の論文読んでみて、絶賛育児中の私が感じたことを書いてみました。
論文には以下の内容が記載されています。
・子ども有既婚女性と子ども無既婚女性を比較すると子ども無既婚女性の方が生活満足度が高かった。
・子どもの人数(0.1.2.3人数)が多いほど、既婚女性の生活満足度が低下。
・女性の満足度低下の主な原因は「夫婦関係の悪化」で、欧米の「経済的な要因」とは異なる結果であった。
・働く女性の場合は満足度低下の原因として「夫婦関係」や「世帯の支出状況」以外の要因も存在する。
上記以外にも、子どもの年齢と既婚女性の満足度相互関係など、面白い分析結果が多く載っています。
私の問の答え
私は
「子どもがいると大変」
と思うことが多いです。
この感情を多く持ってしまうことを認めたくないですし、子育て向いてないなって思います。
そんな思いを持ちながらネットサーフィンしていたら、この論文に出会いました。
この論文の結果をどう思うか?
この結果をみて、やっぱりそうなんだ!と思いました。
子どもの数が増えるほど、生活満足度が減ることも頷けます。
私は子どもが2人いますが、大変さが1+1🟰2ではなくて、1+1🟰4になるイメージです。
因みに、「子どもがいる」それ自体が生活満足度を下げるわけではなく、「子どもの存在」が「お金問題」や「夫婦関係の悪化」を通じて生活満足度を低下させていると論文の筆者は述べています。
世間の母親像も女性を苦しめる?
私は世間の母親像も、女性の生活満足度を低下させている要因では?と考えます。
世間の母親像とは、家事育児仕事を全部こなしてこそ、「いいお母さん」という風潮です。
仕事をバリバリこなしてから子どもの保育園に迎えに行き、帰って夕飯の支度をして、お風呂に入れて寝かしつけ。
このように育児、家事、仕事を頑張るお母さんが素晴らしい!という呪いがある以上、子育て中の女性の生活満足度が上がることはないでしょう。
最後に
私は少しの期間専業主婦でした。その時は育児家事をしっかりこなしていましたが、働いていないことに負い目を感じました。
働き始めたら、子どもの体調不良で仕事を休むことがあり、会社に負い目を感じました。
しかし、子連れ様と思われてしまいそうだったので、風邪が治りかけの我が子を保育園に連れて行き、今度は我が子に負い目を感じました。
「いいお母さん」のハードルが高すぎで詰んでます。
しかし育休中の今、冷静になって考えてみると
我が子にとって「いいお母さん」であれば、
世間にとっての「いいお母さん」である必要はないですよね。
私のおチビちゃんたちにとって、「いいお母さん」ってどんなイメージなのかな。
もう少し大きくなったら聞いてみます。
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