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みんなどうしてる?

まずは今日、マギーが脚本を書いたラジオドラマが放送されるので、おめでとうを言いたいと思います!
ちょー楽しみ!!みんなで聴こう!!

FMシアター
『10トンドライバーのトパーズ』

10/3(土)22時〜22時50分 NHK-FM
~一度でいい。この選択は正解だったと、思ってみたい~ 
作:今城文恵 音楽:関向弥生

出演:ソニン 野間口徹 倉野章子 森啓一朗 松岡依都美 森下亮

10月になったね~!

あっちゅう間すぎる。
てげの2人に会ってない!寂しい!焚き火したい!
ていうかキャンプもしたい!どこかに泊まりたい!外泊したい!
そりゃみんな旅行行くわ。
移動は人間の根元的な欲求だわ。

9月になってからは少しずつ久しぶりの人に会えたりしてて、あぁ以前はこれが普通の日常だったんだなぁと思えて少し落ち着いたり。
けど、半径1kmくらいに住んでいる人以外の人と会うことが自分にとってあまりにも稀なことになってしまっていて、なんだか挨拶すらうまくできなかったりもしてさ。
いや1km以内に住んでる人でも最近めったに会ってないわ。
前までは子どもの友達の家族と毎週末のようにどっかの家に集まってご飯食べたり、友達と映画観たりお酒飲んだり、たいしたことじゃないことでも愚痴ったり相談したりできてたのに、今じゃ会ってる人以外から情報が全然入ってこないから寂しい。
これが分断というやつか。
もうtwitterでしか情報収集できてないもんな。(偏り)

久しぶりに会った友達が「めーさんとハグしたいけどできない~」と言ったので「そんなことないよ」と言って思いきりハグした。
そんなことだけでも、すごく『生』って感じがした。
オンラインで情報収集も仕事も、飲んだりもできるけど、ハグができない世界なんて嫌だ!
どんだけ温もり求めてたんだろう、目の前に生きている人間がいるってこと。
そうか、言葉にするとこんな気持ちだったんだーと思って、悔しいっていうかムカついた。
それから、触れるってことはなんてありがたいことなんだろうと思った。

それで、最近は自分ちの子以外でも、よく会う子どもたちには少しずつハイタッチしたり、握手してあげたり、背中さすってあげたり、ボディタッチ(もちろん合意の上で)してあげてる。

コロナの前はずっとそういうことを当たり前にしてたのに、そんなことも忘れちゃってた。
なくなったらなくなったでなんとかなることもあるけど、本当はなんとかなってるフリしてるだけで、すっごく寂しいんだよ~。

9月中に観た映画アレコレ

『Booksmart』
『mid90s』
『TENET』
『猫と塩、または砂糖』
『行き止まりの世界に生まれて』

唯が、mid90sが刺さるのめっちゃわかる!
マジで宇都宮とLAってまったく違うのに、これ宇都宮の話なんじゃないかっていう。笑
なんだろうね、この共感、既視感!
あたしの知ってる高校生の頃の唯は、宇都宮にあった今は無きAMSっていう商業ビルの入り口の踊り場のところで、イケてる男の子や、とっぽい女の子とよくたむろしてて、「あ、唯だ!」と思って声をかけたりかけなかったり。
ちょっと近寄りがたい存在だったのでした。
スケボーこそなかったけどあれは確かに90sの終わりの頃だったね。

ブックスマートは同い年の女友達と観に行ってちょー楽しかった映画!
女の子同士が褒め合って高め合って、仲間じゃないって思ってた子とも最後には認め合って、そんなのは理想かもしれないけど、なんか自分の青春時代まで浄化されるような気持ちだったよ。
オリヴィア・ワイルド監督は数々の報われない思春期の魂を成仏させたと思うよ。
主演の2人はもちろん、出てくるクラスメイトたちがとにかくいいのよ。
みんなとっても生き生きしてて才能ありすぎ~!と眩しくって仕方なかった!
その中でもジジ(いつもラリっててファッションもぶっ飛んでて最高)は大好きで、あとからパンフ見たらキャリー・フィッシャーの娘だった!
遺伝子!

本物のスケーターの子をキャスティングしてたりするアリソン・ジョーンズが、すごいわ~どっからこんな面白い子たち見つけてくるんだよ!と思ってたらmid90sのキャスティングもしてたんで、合点が行きまくり。
とにかくティーンのキャスティングへの信頼感がハンパないので、この方がキャスティングに入っている映画を今後も要チェックしていきます!

それから、
『行き止まりの世界に生まれて』
(原題:Minding the Gap 監督:ビン・リュー)
が素晴らしすぎて、今年観た映画でNo.1かもと思っちゃいました...

mid90sと同じくスケボー少年たちが出てくる映画なんだけど、こちらはドキュメンタリーで。
どんな映画かあまり知らずに観てしまったんだけど、ファーストカットからほとんど泣きっぱなしっていう。

イリノイ州のロックフォードっていう、いわゆるアメリカのRust Belt、昔は自動車工場とか第2次産業が栄えていたところで、でもこの30年でその産業が廃れてどんどん人口が減ってっちゃって。
ものすごいスラムってわけでもない、一応家もある、けど、貧困とか暴力とか、未来の見えなさから逃れられない若者たちが、ただただスケートボードで疾走するんだけど、その姿がね、なんでこんなに胸を打つんだろうって。

それは結局この映画の計らずも大事な登場人物となってしまった監督のビン・リューの目線なんだよな。
監督もこのロックフォードで育って、10代の頃から仲間たちがスケートする様子をカメラ回して撮ってきたわけなんだけど、自分はこの街から外に出て映画業界で撮影部として働くようになって。
でも再び戻ってきて、自分と仲間たちとこの街と、もっと広く言えばアメリカを覆っている傷に向き合うわけなんですよ。
BLMの問題やマスキュリニティの問題が生活の中にリアルにさらっと出てきて、その時の登場人物の表情が、なんでこんなにいろんなこと伝えちゃうんだろうって、とにかくビックリするくらい近いところにカメラがあるの。

本当に辛い辛い撮影だったはずなのに、絶対に入ってはいけないラインを越えずに寄り添って、向きあって、とことん静かに見つめる(自分自身の過去も含めて)、その姿勢はすごく冷静に見えるんだけど、そうじゃなくて全部愛じゃんと思って、涙が止まらなかったの。

スケートへの愛、行き場のなかった愛、仲間たちへの愛、故郷への愛、許せなかった愛、許したかった愛、苦しみを抱えている人たちへの愛。
こんな遠く離れた国で、小さな映画館の暗がりの中で、スクリーンの中から発光するその愛を感じられるってすごくないですか。

映画って本当に素晴らしいですね。
もう本当に本当に、感動しました。

あたし自身は、今子育ての壁に絶賛ぶち当たり中(息子10歳にしてとても早い反抗期というか思春期というか、対等に論戦してくる)でヘトヘトになることも多いんだけれど、間違っても、言い過ぎちゃっても、やり直したり、次うまくいくようにやればいいじゃんという気持ちで大らかにいたいもんだなぁ、と日々反省を繰り返しています。

こういう映画を観るとさらに「育ち」ってものに関してプレッシャーを感じてしまう部分もなくはないんだけど、でもきっと息子も、映画の中のスケボー(どんなgapも乗り越えていける)みたいに、自分を助けてくれるアイテムを手に入れて、大人になってゆくんだろうなぁ、そうなってほしいなぁ、と願わずにはいられないです。

人間の成長を、目をかけても手を離して見守るってのは本当に難しいもんだ!

秋のファッション

夏はずっとフワちゃんみたいな格好してたので、秋はそうですね、ちょっとシックに行きたいですね。
セットアップ(70sっぽいスーツ、グレーとか茶とか、グレンチェックとか!)を去年買おうと思ってたんだけど、買いそびれてしまったんで、今年こそ買おうかな!

と思ってたら、BTSの新曲『Dynamite』の衣装がかわいすぎませんか...!?
これGUCCIとかRALPH LAURENとかLACOSTEとかの新作なのになんでこんなに80sなの~~!?
そっか、今年はまたこんな感じが流行りなのね...
ベストとパンタロン(じゃなくてブーツカットって言う?)もありか!
別バージョンのMVもかわいい...

あたし元々、肩パッドとか大好きなんで80s大歓迎!
そして今年は箔(メタリック)もそこかしこにふんだんに使っていきたいです!
さっそく古着屋でこの靴買った~!

ずーっとボーイッシュ、ずーっとかっこいい系だったからちょっとピタっとしたニットのワンピースとか、ladyな感じのファッションも秋冬はしようかな。

唯が読んでる本がめちゃくちゃおもしろそうだからあたしも読みたいなー!

30後半にもなって刺激を与えてくれる友達ってありがたいですよね。
唯もマギーもずっと成長してるんだもん。
あたしも少しずつでも成長したいもんだ。
(とりあえず韓国語もう少しペースアップして勉強する!)

そんな唯さんは今度、映画を撮るそうだよ!
第2回アイアム野田映画祭
10/31(土)18:00 座・高円寺

楽しみ~~♡
忙しい日々の中でも美味しいもん食べたりして、エナジーチャージしてください。

次はマギーさま。
ラジオドラマの裏話聞かせてください。

TENET、初めて池袋グランドシネマサンシャインのIMAXレーザーGT(特大スクリーン)で観させていただきまして、ホントありがとうございました。
終わったあとのTGIFRIDAYS含めて最高だった。

橘めいより。

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