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交換日記が始まった!(叫びたい気持ちとコソコソしたい気持ち)

交換日記、やってましたね〜〜〜
(1987年生まれ)

小学校の中学年ぐらいまでかな?
あの頃って、文房具屋さんに交換日記コーナーがありましたよね?
交換日記とサイン帳のコーナーは、ちょっと特別に見えたっけ。
少し時代が進むと、交換日記に代わってシール手帳コーナーが輝いた気がします。
プリクラが出だして、自分のプリクラとお気に入りのシールを友達と交換するあの文化のために。
そしてそれらのコーナーは、友達いないタイミングだと近寄りたくもねえ、今で言う「リア充か否か」を試される一角だったと記憶しております。

でも暗号は使ってなかったな・・・
(これアレですよね、リアル交換日記なら、めーさんの暗号の記述のとこにカワイイ色のペンで矢印ひっぱって「どういう暗号?」とか書き込むんですよね。ノスタルジーに潰されそう!
っていうか、たった今思い出したけど、交換日記っていうか交換マンガやってましたわ私。
それが流行ったのかな・・・?
最初は既存の交換日記の枠の中にイラストを描いてたのが、だんだん自由帳にイラストやマンガ描いて交換するフリースタイルに進化していったような・・・
我ながらオモロイことやってたなー!
でもそれで「誰とやるか」「うまい人とやれるか」「いい絵と展開が描けるか」という、人間関係とクオリティと劣等感の板挟みに合っていた記憶も掘り起こされました。
ほとんど今と変わらねえですね。

山脇さんは、どんな交換日記をやってました?

めーさんからリクエストあった演劇業界の今について。
「いやwithコロナで演劇作るのしんど!!!」
っていうのが、私の今の本音です。
ただでさえ、時間とお金と資材と人をフンダンに使ってその場でしか伝わりきらないもんを毎日やる、というコスパ最悪文化だったのに。
消毒のためにさらに時間とお金と資材と人を使い、万一感染者が出た場合を考えながら作り(中止するのかそうでないのか、中止ならお金や対処はどうするのか、続けるなら代役をどうするのかなど)、完成しても無観客で俳優同士のディスタンスを保ちながら上演する、とか、なんの地獄かな?という。
もちろん役者スタッフ一同、稽古中や初日楽日に打ち上げをすることもできない。
もし感染したら、自分1人のせいで公演が飛ぶかもしれないという恐怖を常に抱える。
しんど!!!
でも、それでも演劇は完全には止まっていません。

最近、大きな舞台の主演俳優さんの感染が発覚しましたね。
その主催のSNSには、「なぜ今やろうとしたのか」「早く全公演中止にすべき」という声が集まってました。
「同じメンバーで再演を待っています」という声も。
その声は正しいと、私は思います。
その声を主催者に届ける意味もあると思います。
ただ、一関係者として、やるせない気持ちが溢れてどうしようもなくなりました。
「どうしても今上演したい」「早く全公演中止にできない」「簡単に再演ができない」それぞれの理由があるのが分かるから。
演劇業界にも、それで食ってる人たちがいます。
公演が中止になれば、数年前からアテにしていた多額の収入がゼロになります。
再演は関係者全員が同じ期間のスケジュールを空けないといけないので、人気者やベテランスタッフが関わっているほど「あっちに合わせるとこっちが合わない」難問のパズルが発生します。
だからって、人命を賭してまでやることじゃないってのは、もう間違いなくそうですよ。
そうなんですよ。
だからこの先演劇どうすりゃええねん・・・と暗澹たる気持ちになってしまった。

(この考えは完全に私の個人的なものなので、「全然しんどくないけど」「むしろ今がチャンス」とか考えてる方もいると思います。ヘナチョコの意見だと思っていただければ・・・)

でもわざわざコスパ最悪文化に身を投じてる人間などというものは、「めっちゃ演劇が好き」なんですよね。
儲けなんていらねえ、オラ演劇がやりてえヨォ、やらせておくれヨォと飢えた子どものように演劇に集まってきちゃう。
映像業界より刹那的な人間が多いんじゃないかしら。良くも悪くも。
なので、演劇は滅びることはないし、みんなでウンウン唸りながら知恵を出し合って、それでも演劇(に限らずライブイベント)を続ける術を見出していくのではないかと思います。
私も虎視淡々と、劇場で仕事する機会を狙っています。

ずいぶん長くなっちゃった。
まさにめーさんの言ってくれた通り、「吐き出した」感満載の文章でごめんなさい。
こんなのでいいのかな・・・

次は女優を続けて20年・山脇唯さんです。
演劇業界のことはもちろんですが、普通においしいおうちご飯の話とかも聞きたいっす。
お好きなお話をば〜

マギー

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