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おいしい人生ボナペティ!

あれ?今って4月???と混乱するほどにあったかい(もはや暑い)日が続きますが、みなさんいかがお過ごしですか? 交換日記・山脇です。

わたしは体調よりメンタルがもうダメダメになっちゃって、何もかも休んでちょっとホテルステイしてきました。

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仕事のために受けたPCRも陰性だったし、家族のちょっとくらいのお出かけは……許して……と思いつつ、都内から出る元気もなかったので、気になってたNEWオープンのホテル・水道橋トグルホテルへ。

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今回は緑のお部屋だったけど、次は紫を狙いたい。いろんな色のお部屋があります。

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どこにいってもBTS!
マギーが前回の日記で告白してくれたように、急激にBTSファンになった私に面食らってる人は少なくないようです……。

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※推しが正義

小さなころから、好きになったらそればっかりになる偏執的な質で、母や妹は
「ま~たお姉ちゃんのアレが始まった!」
と、慣れっこですが、急すぎるとびっくりしますよね、きっと……。
小学生のころも、家族で行った回転寿司で、茶碗蒸しを連続で食べつづけ
「お前いい加減にせえよ」
って父からガチトーンで叱られたりしていました。
で…マギーさんからの質問

今までの人生で、一番おいしかったものはなんですか?


1位 7歳のころ食べた、夕暮れどきのブラウニー

めっちゃ悩んだんですけど、子どもの時に
「なんだこのおいしい食べものは!」
と衝撃を受けたブラウニーを1位にしました!

小学校1年生の夏休み、両親の友人・ナンシーとスティーブの結婚式のため
家族で初めて訪れたアメリカ・ペンシルバニア州。

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広い庭でワイワイとごはんを食べて、日が暮れてきたころ、ナンシーがトレーに謎の黒い物体を載せてやってきて
「ブラウニー食べる人〜?」
田舎育ちの日本の子ども、ブラウニーなんて知るよしもなく、果物なのかお菓子なのかの判別もつかず、、知らない食べものに怯えて、最初は
「いらない……」
と言ってたんですが、まあ食べてみなって、おいしいから、と、ポーンと口に放り込まれたそれの、なんとも美味しかったこと!
甘くて、柔らかくて、濃くて……
「なんだこのおいしい食べものは〜〜〜〜!」
もう、夢のようでした。

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お庭で生バンドでダンスするウェディングパーティーとか。

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このとき食べた色んなお菓子とか、ベッド&ブレックファストでの朝食とか、街の雑貨屋とか、泊めてもらった家のインテリアとか、そういうものが全部、その後のわたしにかなり影響を与えたのは間違いないです。

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アメリカに対する憧れが育まれたのは、この思い出があるからです。
だんだん、憧れだけじゃ見られなくなってきたけど……。

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リアルの空き缶ガラガラ車を見たのはいい思い出。

その後、いろんなブラウニーを食べてみたけど、あの思い出を超えるものってなかなかない。
大人になってから「これだー!」と思ったのは、東中野のガストロパブbespoqueのブラウニーです。レシピはこちらの本に。

ちなみに、最近になって両親に
「あんなタイミングでババーンとアメリカ行けるなんてすごかったね、余裕あったの?」
と聞いたら、
「結婚式に招待されるなんて、めったにない、これを逃してはいけない、と思ったから借金してった」
と知らされました。
気合の入った両親を持っててよかった。

次点・高校生のころに食べた、お粥屋の豚の角煮


父がマレーシア支社勤務だったころ、大きい休みごとに遊びにいったら
「○○食べにいこか!」
と、あちこちおいしいものを食べに連れていかれるのが常でした。
そのなかでも
「なんだこのおいしいものは〜〜!」
と驚いたのが、チャイニーズ系のお粥屋で食べた豚の角煮。

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※マレーシア時代の両親と妹、そして親友のミホ@ラッフルズホテル

そもそも16年程度の人生で、角煮というものを食べたこともほとんどなく、
「このお粥屋の角煮が絶品なんや」
という父の言葉もピンとこず。
運ばれてきた、真っ黒い物体に箸をいれると……や、柔らか〜い! とろける〜〜! 滋味〜〜!お粥との相性も抜群!

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※マレーシアのコンビニ前でミホと。角煮の写真が見つからず。

日本に帰国してから、メニューに「豚の角煮」とあらばオーダーしてみたり「角煮ラーメン」を食べ歩いたりしたけれど、茶色っぽくツヤツヤ、テリっとした角煮が主流なのか、あのお粥屋で食べた真っ黒い角煮と同じものは見つけられず、今に至ります。あの角煮がまた食べたい……。

日本では、親と一緒にいるところを同級生に見られるの絶対に嫌! な高校生だったったんですが、マレーシアだと知ってる人がいないのでガンガン外食に行けたし、そのおかげで両親との関係が良くなったりして。
父の海外勤務時代は山脇家の蜜月として語り継がれる夢の日々なのでした。

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大人になると「会食」の機会もたくさんあるし、広告代理店の方などが連れてってくださるお店は軒並みおいしいしで、
「これが一番!」
の決め手はなんだ、となるとやっぱり”人生のファーストインパクト”ってことで、子ども時代の思い出が強い食べものを選びました。
hunger is the best sourceならぬ、memory is the best sourceですね。

では、次はめーちゃんへ。
以前、マギーが書いてた、向田邦子の「ままや」ならぬ「てげや」について。

てげはえとうで、お店「てげや」をやるなら、これだけは欠かせないな〜って思うこだわりポイントを考えてください!

料理、お酒などのメニューから、内装、看板、従業員の雰囲気やユニフォーム、営業形態など……
やるんだったらどんなお店がいいですか? 
めーちゃんが「いいお店だな〜」って思うポイントってことです。

わたしは夫婦での外食が多い(それもこの1年結構我慢しててつらいけど)んですが、料理がおいしいのは当然のこと、店員さんの雰囲気が自分たちに合うことをめっちゃ重視します。これ具体的にどんな雰囲気か、って言語化できてないんだけど……ガンガンこないけど無視もしないよ、っていう絶妙な空気を出してくれるマスターのいるお店が好きです。合わないお店だと2人ともすごい顔になっちゃうんで……。

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いろんなことが落ち着いたとき、いいお店がなくなっちゃってないことを願っております。

ていうか、この先どうなるのかな。行き当たりばったりやめてほしいね……



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