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【1980年】東北本線(盛岡~青森)のダイヤグラム

いつもお読みいただいてありがとうございます。手書きダイヤです。

1980年(昭和55年)の時刻表を入手できたため、当時のダイヤグラムを作成することにしました。

この年は東北新幹線(大宮~盛岡)の開業前であるため、数々の特急列車や急行列車が数多く運行されていることが特徴的で、いわば「特急・急行街道」の列車ダイヤができあがりました。

なお、1980年のダイヤグラムに関しては、時刻表の入手が困難であったこと、また、ダイヤグラムの作成に手間ひまがかかることもあり有料での公開とさせていただきます。

東北本線のダイヤグラムは4つの区間に分けて作成しました。
上野~黒磯間
黒磯~仙台間
仙台~盛岡間
盛岡~青森間

料金は1つの区間あたり200円、東北本線の全区間(マガジン)で500円です。

ダイヤグラムに関する補足と読み方については、以下を参照してください。
ダイヤグラムの補足と読み方(昭和55年版)

また、サンプルとして8時から12時までのダイヤグラムを以下に掲載します。

1980 東北本線(盛岡~青森)3

※上記画像の無断転載を禁じます

現在、この区間は第三セクターの事業者が運営していますが、当時は国鉄が運営していました。国鉄民営化によってJR東日本が運営した後、東北新幹線が八戸駅、新青森駅と順次延伸改行したことによって、運営者が第三セクターの事業者に変わりました。

盛岡~目時間はIGRいわて銀河鉄道が、目時~青森間は青い森鉄道が運営しています。なお、目時駅は青森県と岩手県の県境付近にある駅で、青森県側に位置しています。

当時は、青山駅、巣子駅、矢田前駅、小柳駅、筒井駅は開業していませんでした。

矢田前駅、小柳駅は国鉄時代の1986年(昭和61年)に開業した新駅ですが、青山駅と巣子駅はいわて銀河鉄道が新設した駅であり、筒井駅は青い森鉄道が新設した駅です。

また、1980年当時と現在(2020年)では一部の駅で駅名が変わっています。

・沼宮内駅→(現)いわて沼宮内駅
・奥中山駅→(現)奥中山高原駅
・北福岡駅→(現)二戸駅
・金田一駅→(現)金田一温泉駅
・浅虫駅→(現)浅虫温泉駅

以下に全ての時刻のダイヤグラムを掲載します。
また、ダイヤグラムの解説つきです。

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