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【エッセイ】ネットワークスペシャリスト勉強記2

「休日は図書館に行く」という習慣が身に付いてきた。昨日も今日も図書館で勉強ができた。だが、私は図書館に行く前に立ち寄る場所がある。

図書館の隣に私の祖父母の墓がある。元々祖父母の墓が先にでき、その後に図書館が新設された。そのため私は図書館に行く時はほぼ確実に墓参りに行く。先週はまだ雪が残っており墓掃除はできなかったが、今日は天気も良かったので掃除する事にした。掃除は勿論その場所をきれいにする事が目的だが、掃除する事によって自分の心を整える事ができる。そのためこのルーティンは勉強する集中力を研ぎ澄ませるのにもリラックスするのにも役に立っている。

久々に墓石を雑巾で拭いてみると、結構な苔が溜まっていたのかすぐに雑巾が緑色になった。花瓶に刺さっている草木はとっくに枯れ果てて茶色くなっており、中に溜まっている水は異臭を放っていた。あまり墓掃除せずにいて申し訳ない。私の家族は祖父母の命日とお彼岸の時にしか訪れないから墓石が苔むしてるのが当たり前なのかもしれないが、私のように週一で墓を訪れると苔むしてるのが気になってしまう。(自分の部屋に陰毛が落ちてるのは気にならないけど。)やはりこれは私の家族の役目として、今後もちょくちょく掃除に来た方が良いんだろうな。

さて、掃除も程々にやったところで図書館で勉強だ。今日も前回と同じ参考書を進めていく。

今週は午前IIの問一から問三、午後Iの過去問を学習した。私は社内LANを構築するネットワークエンジニアではなく、ルーターやLANスイッチ製品開発をする組み込みエンジニアにであること、そしてメインであるネットワークプロトコルの組み込み開発ではなくデバイスドライバの開発が主な担当なので、触った事がないプロトコルについては丸暗記になってしまう。(例えばVRRP、OSPF、BGP、MQTTなど。大体この辺りのプロトコルを抑えておけば鬼に金棒になれる。)資格試験なので当たり前っちゃ当たり前だけど「じゃあこれらの機能実装してみろ。」と言われてもこれらの問題を解けた所でできる自信がない。資格試験で得られるのはあくまでも「その資格が取れた」という結果があって、資格が取れたからと言って優秀なエンジニアであるという事にはならない。やっぱりITエンジニアになったからにはソースコード書いてナンボなんだろうなとは思う。

それでも何故この資格を取ろうとしてるのかというと、例え丸暗記でも良いから自分の携わってる製品の機能概要は把握しておきたいからだ。「ITにおいて資格試験の勉強なんか意味ない。」という声はよく耳にするけど、それは人によるだろうし、職種や所属企業によるだろう。「何のために勉強するのか。」って言う青臭い質問はなるべくいつも自分の懐に持っておきたい。どうやってその理解度に到達するか。誰よりも勉強時間に時間をかけて理解する。ローマは一日にしてならず。

勉強時間 合計四時間

本日の進捗
午前II 理解度
問一 100%
問ニ 100%
問三 60%

午後I 理解度
問一 20%

(言うほど長い時間勉強してないぞというツッコミは置いといて。)
知識で解ける問題と 文章を読めば解ける問題があるが、読み込みすぎたせいか後者も問題文を見ただけで答えが頭に浮かぶようになってしまい、因果関係が曖昧になる事が多い。記憶に頼らず、「何故そうなるか」誰にでも伝わる解像度で理解していきたい。

★★★

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