【エッセイ】実はあんまり参加できてない
私はエンジニアとして自分のスキルに自信が無い。そのため自主的に勉強して周りの環境や先輩方の知識レベルに追いついて安心したいと思っている。でも、自主的な勉強が今一つ足りてない。個人で勉強するのが子供の頃から苦手で、たとえ一人で勉強するにしても自習室や図書館のような周りで誰かが勉強してる環境に行かないと全く捗らない。
しかしPCを使う場合は場所を選ぶ。インターネットが無いと調べ物が捗らないし、カタカタうるさいので自習ペースも開放的な場所じゃないといけない。あとノートPCを持ち運ぶのが面倒くさい。そしてインターネットに接続すると掲示板みたりTwitter見たりLINE見たりして時間を潰してしまう。そんな訳で資格の勉強はしてるけど実装スキルが追いついてこない。
一方で、ITの勉強をまるでパズル感覚で遊びながら楽しんでいる人達がちらほらいる。とてもじゃないけどああいう人達を天才なんだと思う。十年前くらいにそういう人に会って、力の差に絶望した事がある。とてもじゃないけどレベルが違った。彼はたしかフランス出身で子供の頃からITにのめり込んでいたらしい。
Webサービスを開発するハッカソンに参加した時、その人はものの一時間でサービスの企画から実装まで完了させていた。「Google?そんな所簡単に受かるよー。hahaha!」みたいな事を言っていた。多分冗談じゃなく本当に受かると思う。その後彼は起業した。
彼を見た時「自分は絶対にITエンジニアなんか向いてない!」と強烈に思った。あんな奴がいる世界に自分が働いたら邪魔者になってしまう。そう思ったのに何故か今エンジニアになっている。こんな雑魚でもエンジニアとして会社で働かせてくれている。今思うと彼のレベルが学生レベルじゃなくて、後にも先にも彼より凄い同世代のエンジニアには現在進行形で会った事がない。でも頭の片隅に彼の事を思い出して「こんなんじゃダメだ!」と自分を鼓舞してる。鼓舞してるだけで中々行動には移せない自分が情けない。
そんな訳で某開発ボランティアに入った。ボランティアについてはあんまり書けないけど、グループで活動すれば嫌でも体が動くんじゃないかと思った。あと、所詮趣味なので気楽にやれそうというのがある。今もそのボランティア活動会議を聞きながらこのnoteを書いている。勿論チームでの活動なので迷惑をかけないように注意する必要はある。周りに引っ張ってもらいながら、自分のスキルアップを図っていきたい。
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