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Summicron 50mm F2 V4

こんにちは。
日本に一時帰国してから早半月ほどが過ぎ、だいぶ落ち着いてきました。一つ、帰ってくるたびに思うことがあります。それは日本の食べ物は美味しいし安い!最高ですよ、ホントに。

そんな僕は今、家族旅行でグアムに来ています。暑いのはあまり好きではないのですが、のんびりした雰囲気のおかげで忙しい日常を忘れられるのでとても良い感じです。それとグアムへ出発する前日、朝起きると快晴だったので急遽越後へ行きました。その記事についても近いうちに書こうと思っているのでよろしくお願いします。

さてさて、本題です。

Leicaの代表的な標準レンズ、Summicron 50mm。
このレンズ、その基本設計が40年前から同じだと言うもんだから驚きです。
今回紹介するものはその4世代目に当たるもの。
他世代との主な違いは、メモリがモダンな見た目の「F5.6というLeicaオリジナルのフォントになったこと、そしてフードがレンズ組み込み式になったことです。
ただ第4世代にも種類があって、6bitコード有りのものと無しのものがあります。ちなみ僕のには有りません。
人によっては6bitコード有りの方を"Version 5(第5世代)"と呼ぶそうな。

スペック

レンズ構成は4群6枚。第1,2世代とは少し異なりますが第3世代とは全く同じ構成です。

名前の通り、最大絞りはF2、最小はF16になります。絞り羽は8枚。
最短撮影距離は0.7mなので、まぁ普通です。

レビュー

良くも悪くも普通の写りで、しっかりと写実的な絵を作ってくれます。開放でもしっかりと解像してくれるので安心ですが、最大でF2とそこまで明るい訳ではないので本当に普通のレンズと言った感じです。
とは言っても流石は現行レンズ、逆光性能はかなり高いと思います。今の所ゴーストやフレアが出たことはありません。それに色乗りがとても自然で、コントラストは比較的強く、しっかりとした仕上がりになるのでとても気に入っています。

質感も大変良く、Leicaらしい精密かつ重厚感のある仕上がりです。
ただ、固定すらできいないこの組み込み式フードはあまり好きではありません。なんでこうしちゃったのでしょうか…笑

作例

※全てフィルムで撮影してます。

Portra 400   Leica MP 0.72
Summicron 50mm F2
Proimage 100   Leica MP 0.72
Summicron 50mm F2
Proimage 100   Leica MP 0.72
Summicron 50mm F2
Proimage 100   Leica MP 0.72
Summicron 50mm F2
Portra 400   Leica MP 0.72
Summicron 50mm F2
Portra 400   Leica MP 0.72
Summicron 50mm F2

最後に

Summicron、どうでしょうか。
名前の由来はラテン語で「最高のもの」という意味の"Summa"、同じくラテン語で「小さい」という意味の"Micron"からきていると言われています。

癖もなく無難な写りをしてくれるので初めてのLeicaレンズに最適だと思います。是非一度試してみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
では、また次の記事で。


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