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かのんさんのカノン♪

久々にクラシックのカノン(カノンってクラシックに入りますよね?)を聞きたくなったのでYouTubeをあれこれ見ていたところ、すごいピアニストさんを見つけました!

「松田華音(まつだ かのん)」さんです。

僕はクラシックもピアノも全くと言っていいほど詳しくないのですが、松田華音さんのピアノを聴いて、なんて豊かな音色なんだろうと感動しました。

松田華音さんですが、6歳でロシアに渡り、モスクワにあるグネーシン音楽学校ピアノ科に首席で入学、その後も数々のコンクールにて受賞、グネーシン音楽学校ピアノ科を首席で卒業、2014年にはモスクワ音楽院にロシア政府特別奨学生として入学されたそうです。

松田華音さんの演奏はYouTubeにもたくさん出ていますが、中でもすごく素敵だなと思った演奏を二つご紹介します。

華音さんのカノンです。

まるで大きな波と小さな波の中を揺蕩っているような気分になる演奏です。

小さな波から大きな波へ、うねりを感じさせる曲の高揚では感情も大きく揺さぶられます。思わず涙がこぼれそうになりました。

素敵な「カノン」に出会うことができました(^^♪

こちらの曲自体僕は初めて聴いたのですが、とてもエレガントな曲です。

松田華音さんの演奏も素晴らしいです。

様々な情景が表現されているように感じます。

陽だまりのあたたかさがあり、優雅な舞踏会のダンスがあり、感情の高鳴りがあり、さみしさがあり、やさしさがある、そんな演奏です。

上の2曲どちらもですが、松田華音さんがピアノを弾く直前の静けさも大好きです。

緊張というのではなく、これから生まれ出るきらきらした生命がその誕生をじっと待つかのような、全てが詰まったような一瞬の静けさです。

こちらは10歳?の時の演奏のようです。

迫力があります。曲を全身で表現してるのがよく伝わってくる演奏です。

ここからさらに研鑽を重ねて今のようなエレガントで色彩豊かな演奏ができるのですね。

こちらはフィギュアスケートの羽生結弦さんとの対談です。

こちらもぜひ観ていただきたいです。

この対談でお話されていましたが、松田華音さんは一曲一曲そのたびにその時々の物語を表現するそうです。

また羽生結弦さんも「スケートは音を出している感覚に近い」「この人 曲に合わせて滑っているんじゃないなっていうのを感じてほしい」と語っていたのが印象的です。

お二人とも表現の方法は違いますが、一曲一曲に対する思いには素晴らしいものがあるなーと思いました。

CDもオススメです!!

松田華音さんの演奏、ぜひ生演奏で聴きたいです。モスクワって遠いんでしょうか?しばらくは旅行自体難しそうですが。。

動画で聴いてもこれだけ感動するのですから生演奏を聴いたら男泣きしてしまいそうです。

会場の方につまみ出されますかね。。すすり泣きにしておきます。。

これからのご活躍も非常に楽しみです!!


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