1歳の誕生日おめでとう

おかげさまで1歳の誕生日を迎えた息子氏。今日はささやかながら家族でお祝いしました。出産祝いでいただいた星の王子さまみたいなお洋服を着せて、旦那が昨晩急に作った星の王子さまみたいな帽子をかぶせて、星のバルーンを膨らませて、お祝いのおもちゃを渡して、好きなごはんを並べて、おめでとうこの一年どうだった?って聞いて、健康に元気に育ってくれてありがとうって言った。小さいひともニコニコしてキャイキャイ言いながら帽子を投げ飛ばしたりバルーンに噛み付いたりしたりしていました。

去年の今日のことを鮮明に思い出せるよ。朝ウォーキングしながら「産まれたら一緒にここをお散歩しようね」って言って、軽く昼寝して、夜カレー食べてたら陣痛が来て、深夜に産院に運ばれてそこから8時間。普通(に痛い)分娩は色んな意味でかなり刺激的な体験でした。

産んだー!よっしゃー!!終わりー!!!と思ってたけど、ここからがスタートだったんだよね。母乳が出過ぎたりゲップをうまくさせられなかったり舌小帯短縮症じゃないかと本気で悩んだり(これはいまも若干思ってる)初めてのことだらけで手探り手探りだけれど、恐れていた昼夜逆転や夜泣きもなく、よく寝てよく飲みよく動き、そんなにしんどいこともなく。育てやすいが故にわたしが息子氏に甘えてる部分もあるんだけれど、それもそれで許してくれよな!と思っている。

改めて考えると、おかげさまで産後の肥立ちが良すぎるのと、自分軸のブレなさがすごい。産後は心身の健康が本当に大事になると思うんだけど、身体も健康、こころも健康、わたしはわたし、あなたはあなた。健やかに生きてほしい、そのためにはわたしの健やかさが何より大切。健やかな母であるために導入したもの→日当たりの良い家(臨月に引っ越した)、洗濯乾燥機、食洗機、こたつ、こたつ用コーナーマット、ヘルシオ、骨伝導イヤホン。骨伝導イヤホンは最近の必須事項で、息子氏とお散歩行くときに必ず着けてく。外の音も息子氏の声も聞こえるので、公園に放流しながらこっそりひとりで音楽も楽しめる。わたしは聴覚優位タイプなので音楽が身近にある状況をつくれば結構簡単に精神が安定する。自分の優位タイプを知っておくと自分をうまく乗りこなせる気がする。

ほんとにこの一年、あっという間だったな。人体の不思議を体験しまくった一年だったし、とにかく良く食べた一年でもあった。食べたものは全部πになって吸われたので体重は据え置き。卒乳したら据え置かれない体重がどこに沈着するのか考えただけでも恐ろしい。産前にしてた半日断食をもう一度しようと何回か決意したことがあったけれど、結局無理だった。「お腹すいた」レベルじゃなくてもっと「飢餓」ってレベルで食べ物を要求しているのだ。わたしのπが。πが言うなら仕方ないよね。でも半日断食はやったほうが体調が良かったから、πが静かになったらまた挑戦してみようと思う。

息子氏はかわいい。口腔内細菌叢が育ってきて、もう無条件にミルクの匂いはしなくってヨーグルトみたいな匂いになっちゃったけど、それも可愛い。一年前はくちゃくちゃのしわくちゃで笑うことすらできないお猿さんだったけど、たった一年で二足歩行して表情豊かで簡単な言葉もわかる人類にまで進化するんだからすごい。0歳の息子氏にもう会えないと思うと悲しいし寂しい。でも本当はすべての瞬間がこういうことなんだろうな。一瞬一瞬の積み重ねが一年になったという事実を忘れないようにしたい。また次の一年もよろしくね。

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