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あの悪夢が進化して戻ってきた?

今朝目覚めてしばらくの間、原因不明の憂鬱に包まれていた。昨日何か嫌なことがあっただろうか?今日これから何かしんどい作業が予定されているんだっけ?と色々思いを巡らしても何もピンとこない。ぐるぐる考え続けてようやく気づいた。明け方見た夢だ。

明日から大学の期末試験なのに全く準備ができていず、確実に落第する、どうしよう?!という内容の悪夢は30年以上繰り返し睡眠中の私を襲い続けてきた。目覚めた瞬間「今のは夢だ、現実の私は無事大学を卒業できている」と何度ベッドの上で安堵した事だろう。

そんな内容の夢もようやく最近見なくなったと思っていたら…

今回の夢は試験前どころか万事休す、何をどう焦っても取り返しのつかない状況。私は試験を全て放棄し、単位は一つも取れず、大学から除籍されることが決まっていた。夢の中の私は妙に落ち着いているのだが、これから親や友人達に事実を告げなければならないと思うと気が重く、今後の自分の人生は八方塞がりだと妙に冷静に悲観的な気持ちに浸っていた。そんな嫌な夢だった。

以前のパニック状態の夢だったら目覚めた瞬間にまだパニックしているから夢の内容もすぐに思い出せた。今回の夢は淡々と暗い気持ちに浸っているものだったので目覚めてしばらく忘れていたのだと思う。その分タチが悪い。

一つ言えるのは、今回の夢のような事が現実にあったとしても、大学から除籍されただけで人生は八方塞がりにはならない。大学を卒業したからといってそれだけで順風満帆とは言えないように。

夢の中の自分にエールを送って嫌な気分にさよならを告げる。

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