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落ち着いた雰囲気と低価格で勝負!カフェ・ベローチェのマーケティングトレース

マーケターの筋トレ、マーケティングトレース。

マーケティングトレースが何なのかについてはコチラのnoteを読んでいただくとして、今日は自身で実施したマーケティングトレース第一弾!を、noteに記してみようと思います。

正しくできているのかは分かりませんが、とにかく超やるしかないので・・・笑(「超やる」については僕のコチラのnoteを読んでみてくださいw)

はい。というわけで今日は、値段も安く店内が落ち着いていて、Wi-Fiも速めで優秀…そんな大好きなカフェ、CAFFE veloceについてマーケティングトレースしてみました!

企業情報~CAFFE veloceってなぁに?~

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カフェ・ベローチェは、株式会社シャノアールが運営するカフェブランドの1つ。

シャノアールは1965年に東京都福生市に1号店を開店し、関連チェーンの合計は192店舗あります。(2018年3月末のデータです。)

企業理念:「心地よい日常を文化にする」

展開ブランド:

①カフェ・ベローチェ→セルフサービス型のカフェで、1986年にスタート。現在約170店舗展開されている。

②コーヒーハウス・シャノアール→"地域のリビング"がテーマのフルサービス型カフェ。

③カフェ・ラ・コルテ→お客様のニーズに合わせてメニューとサービスを朝、昼、夜で変える、カフェ&バー。

④カフェ・セジュール→素材にこだわりを持ったカフェ。ちょっと贅沢なひと時が味わえる。

こうしてマーケティングトレースしようと思って色々と調べる前から、ベローチェは好きなカフェでしたが、そもそも運営会社がシャノアールであること、そしてベローチェのほかに3つもブランドがあったことを知りませんでした。恥ずかし~~!

企業分析~3C、SWOT、5Forces、4P分析~

ここからは、ベローチェについて様々なフレームワークを使って分析してみたいと思います。やり方あってるのかな・・・

①3C分析

【Customer】

店近辺で働く人、近所の老若男女、学生・・・

勉強している人がいたり、仕事をしている人、商談している人、読書している人、談笑している人・・・色々いますね。カフェですからね。笑

【Competitor】

ドトール等国内大手コーヒーチェーン、スターバックス等海外から来たブランド、ファーストフード店、コンビニコーヒー

【Company】

徹底したオペレーションの効率化でスピーディーな提供と気持ちの良いサービスを。

店舗は、一人一人の空間を大切にした空間設計と落ち着いた雰囲気が魅力。確かにベローチェの店内は広めで、隣の席との距離も余裕があるというか程よいというか・・・そんな感じがしますね。

店舗数としては、前述の通りベローチェだけで170店舗以上を誇ります。


②SWOT分析

【Strengths(強み)】

他のカフェと比べ、価格が安い。(コーヒー1杯210円~)

ソフトクリームマシンを利用したフロート類の充実。

【Weaknesses(弱み)】

他カフェと比べ、店舗数が少ない。

コチラの記事によると、2019年1月で10位・・・星野珈琲より少ないのは、個人的にビックリかも。

【Threats(脅威)】

コンビニコーヒーの頑張り。

国内外の有名コーヒーチェーンに労働者を取られる。(=店舗数増やせない)

【Oppotunities(機会)】

コップに装着するフィギュア、「ふちねこ」が話題に。(来店促進)

価格の安さを売りにできる。


マゼリーというフロートは、季節によって味を変えながら展開できるので、キャンペーン等との相性も良さそうですね。


③5Forces分析

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やはり他のカフェより価格の安いことが魅力のベローチェ。10月の増税でも、コーヒー等一部メニューは値上げしないなど価格に対する努力が凄まじいです。

しかし、原材料の値上がり等が起きると厳しいし、コンビニのコーヒーも安くておいしいので、たとえばコンビニがそのコーヒーを活かしてカフェを出したり、イートインスペースの充実を図ったら太刀打ちできなくなる可能性もあります。


④4P分析

【Product】

・とにかく価格の安いコーヒー

・フロート類の充実

・ケーキやコーヒーゼリー等、ド定番でド直球なデザート

・毎日手作りのサンドイッチ類。110円とか〜数百円の物まで豊富

・一部店舗ではパスタ類も提供。

【Price】

コーヒーチェーンの中で最も安い!

【Promotion】

・ふち子とコラボ『ふちねこ』

そのふちねこたちがSNSをやっている。

・乃木坂46の斎藤飛鳥さんを起用した広告。

・1,7,2のつく日はアイスコーヒー、アイスティー、サイズUPが無料!(夏季のプロモーション)

【Place】

・店舗販売のみ、テイクアウトあり。

ここ数年、秋になると「ふちねこ」というコップのふちに付けるフィギュアを出してきていました。(今年は残念ながらやっていないみたい・・・)コンプリートするのがなかなか難しく、あれ欲しさに通い詰めたという話しを僕の周りでもよく聞きました。(ちなみに僕は去年コンプリートしましたw)

ちなみに、ドトールやタリーズ、スタバなどである、自宅でも楽しめるコーヒー豆の販売等は行っておらず。その辺りはちょっと勿体ない気もしますね。

自分がCMOだったら?

さて、ここまでやってきた調査や分析を基に、もし自分がベローチェのマーケティングを任されたらどうするか・・・というのを考えてみました。

価格、店舗数はまずはそのままに、得意のフロート、マゼリーを武器に映えるキャンペーンを展開します。

①SNSでシェアしたくなるようなパッケージやカップをデザインし、店内フォトスポットを作る。

②原宿や渋谷等に、マゼリー専門のポップアップストアを作り、そこ自体をフォトスポットにする。

①と②それぞれがSNSでシェアされる事で、若者への認知がアップし来店数増加を目指します。

せっかく乃木坂46の斎藤飛鳥さんを起用しているのだから、ポップアップストアにてご本人来店イベント等も開催し、学生等の若者に対して宣伝して行きたいですね。

とはいえ、企業理念から見ると、このようなマーケ手法で来店数を増加させる事自体が正解かどうかは分かりませんね。

というわけで、初めてのマーケティングトレースでした!

ここまで読んでくださってありがとうございます!!

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