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言葉の食習慣で心を整える

4th place labで1期生から参加、活動しているてつです。

ここ数年で、4th place labが掲げる「はみだし」は私にとって人生のキーとなる言葉になりました。

「はみだし」は、主役ではなく、主人公になって自分の人生を歩む事の楽しさ、大切さを教えてくれています。

主役=誰かに認められてなれるもの
主人公=自ら決定してなるもの

一度しかない人生!!
やりたい事があるならば、もし今なくても見つけたいと思うなら、その場からはみだし、チャレンジしてみる事をオススメします。
(ぜひ、4thではみだして、ためそう!)

私にとって「はみだし」が特別な言葉になったように、皆さんも自分にとって特別な言葉、人生の見方を180°変えてくれるような言葉に出会った経験をしている人もいるのでは。

では、そんな言葉に出会うのは、はたして偶然なのでしょうか?

私は出会うべくして出会った。つまり偶然ではなく、必然だと思っています。そう思うのは、私が言葉の食習慣を変えてから、あきらかに出会う人、出会う言葉が変わっていった実体験があるからです。

・言葉の食習慣を変えるとは?

言葉の食習慣を変えるというのは、一体どういう事だと思いますか?

私達は男女問わず、1日に16000語の単語を使っていると言われています。
1ヶ月には約50万語、1年には600万語と、とてつもない単語を私達は使っているのです。

また言葉には出さなくても頭の中で考えている又は思っている言葉や、今の時代SNSやネットニュースなどの言葉に触れる機会を合わせると、1日に16000語の何倍、何十倍もの言葉の中で私達は生活していることになります。

言葉に触れることで、私達の心は気分が上がって嬉しくなったり、時には傷ついて悲しくなったりします。
気分が上がっている時は、ポジティブに物事を考えられたり、積極的に行動できるようになれたりしますよね。

心を生きている一つの生命体として捉えた時、心は何を食べているのかという問いを立てたとすると、それは「言葉」だと言えるのではないでしょうか。

私達は多くの言葉を見聞きしますが、残念ながら他者や周りの言葉をコントロールする事はできません。
私達ができる事は、自分の使っている言葉を変える、つまり日頃どんな言葉を使うか(どんな言葉の食習慣をもっているか)で、私達の行動、それがもたらす未来も変わってくるんです。

・言葉の食習慣を変えたきっかけ

では、言葉の食習慣を変えると自分のどんな所が変わっていくのでしょうか。

結論から言うと、
言葉の食習慣を変えると、自己肯定感が高まります。

自己肯定感が高い人はポジティブな人。
世間ではそのような理解が一般的なように思いますが、それは少し違います。

自己肯定感とは、
「自分が自分である事に満足し、価値ある存在として受け入れられる事」

組織の中である程度の地位、ポジションに就き周りの人達に認められ事で、自分には価値があると感じたり、SNSのいいねの数で自分の価値を感じたりする事は、他者からの承認欲求が高まっている状態です。
この承認欲求の1つ「他者承認」は必要なものではありますが、強くなり過ぎると他者から認められる事が目的になり、本来大切な「なんのために」「なぜそれをするのか」という目的が薄れてしまいます。

逆に承認欲求のもう1つ「自己承認」が高まれば、自分が自分である事に満足し、価値を見出す事ができるようになり、周りの評価を気にする事なく、自分の事を信じて、自分のこれからを自ら決定し、進んでいく事ができます。

以前の私は、前者の傾向がありました。

しかし、そんな自分を変えてくれる人達の出会いにより、私の人生は「はみだし」始めます!

出会いは、私がこれからの会社人生、キャリアについて悩んでいる時でした。

「会社に染まるのではなく、自らが変わろう」
「仕事はいつでも楽しくできる」
といった言葉を発信し、仕事を楽しむという価値観を持つ彼らの姿を見て、会社の中で感じていた違和感(このまま会社が求めるキャリアのレールに乗っているだけの人生でいいのか)は、自分だけが感じていたのではない事に気付かされました。

その出会いをきっかけに、今までなら、
「こんな事がしたい、やってみたい」
といった言葉に対しての周りの反応を気にして、「やっても意味がないな」「どうせ何も変わらないよね」といった言葉を口にする事でどこか諦めていた自分が、、

「誰もやらないなら、自分がやろう」
「自分ならできる、やってみよう」
という言葉を使っていく事で、周りの目を気にする事なく、自分のやりたい事を言葉から行動に結びつけていけるまでに変わり始めました。

すると、面白い事に言葉の食習慣を変え自己肯定感が高まる事で、出会う人達、出会う言葉が変わりはじめました。いつのまにか自分の周りには「やってみよう!」という言葉が日常的に聞こえる環境がありました。
また、会社の中にある一直線にしか見えていなかった将来の道が、霧が晴れたように開けていき、自ら選択できる道がたくさんある事を実感できるようになりました。

私は「はみだし」という言葉に偶然出会ったのではなく、そこに辿り着くまで、自分にとってポジティブな言葉を選択し続け、できそうにない事も自ら積極的に取り組んで、自らの道を選択し進んできたからこそ出会えたのだと思っています。

・言葉の食習慣を変えるワークショップの開催 

そんなこんなな思いから、先日私は、「言葉の食習慣を変えよう!自己肯定感を取り戻す60分体験会」というワークショップを4th内で開催しました!

今回は、言葉を置き換える「リフレーミング」という方法を使って、
・朝使っているネガティブな言葉をポジティブな言葉に置き換える
・職場で使いがちなネガティブな言葉をポジティブな言葉に置き換える
という2つのワークを行いました。

特に朝は、今日1日をどんな風に過ごすのかという点に置いて、とても使う言葉が重要になってきます。

まだまだワークショップは未完成な部分が多いですが、やってみた事でメンバーから色々な気づきを言っていただけました。

ここで自己肯定感を「取り戻す」という表現を使っているのは、自己肯定感が最も高いのは、赤ちゃんだと言われているからです。

誰しもが立つ事を、話す事をあきらめずに挑戦しては失敗しを繰り返し、自分にはできる!と100%の自己肯定感を生まれながら持っていた中で、成長するにつれ複雑な人間関係の中でその量が目減りしているのが今の私達です。

元々あったのだから、いつでも取り戻せるし、そこに年齢も関係ありません。

ぜひ、言葉の食習慣を変えることで、将来への道を自ら切り拓ける柔軟な心を作っていきましょう!

※参考文献



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