こんにちは。TEDxUTokyo実行委員会です。
いよいよ明日4月30日(日)に、東京大学本郷キャンパスにてTEDxUTokyo 2023 “どくどく” を開催いたします!
今回はイベントにてステージホストを務めてくださる、木許裕介様にインタビューをさせていただきました。
昨年の振り返り
ー木許さんには弊団体が昨年6月に実施したイベント、TEDxUTokyo 2022 “Patchwork” にご登壇いただきました。そのときのトークの反響等はいかがでしたか。
ー「共振」がタイトルでしたが、最後に述べられた「君でなければならないのか」というメッセージが昨年のトークの大きな要素だった、むしろそのためにあのトークがあるといっても過言ではないのかなと感じたのですが、そういったことは普段の指揮者としての活動の中で考えられているのですか。
形式への叛逆
ー例に出されていたように、たとえば大学の授業であれば教師と生徒の相互のやりとりがあると思うのですが、TEDでは会場が暗い分、観客の表情などの反応が分かりにくいかと思います。そんな中で観客からのフィードバックを取り入れることなどはされていたのでしょうか。
ーたしかに、トークはすべてアドリブで話されていましたよね。
ー以前から不思議に思っていたのですが、TEDトークには先ほど仰っていた話でいうパワーポイント的な側面があって、既にスピーカーの方がご存知のことを分かりやすさに終始して伝えているように感じています。さきほどの「観客からのフィードバック」という質問で応えて頂いたこととも重なるかもしれませんが、知らないことを話す、とは対極にありそうなTED、TEDxという場において、木許さんは「共振」「君でなければならないのか」をどうやって体現されていたのでしょうか。
ー形式に叛逆してみよう、とお考えになったきっかけなどはあるのでしょうか。
「どくどく」について
ー今回ステージホストを務めていただくイベントのテーマが「どくどく」なのですが、私たちは、トークにおける「どくどく」は3段階に分けられると考えています。
1つ目は、人間のモチベーションを素直に言語化している段階
2つ目は、1つ目が実は社会的な評価軸による産物だと指摘する段階
3つ目は、社会的な評価軸にプラスした自分らしさが加わる段階
です。
木許さんの仰っている「君でなければならないのか」はこの3つ目にあたるのではないかと考えているのですが、じゃあこのとき、果たしてオーディエンスは何をすべきなのかが分からなくなっていて、でもその分からなささを提示することによって届けられるものがあるのではないかと思っています。
ー指揮者の場合ですと、これまでの音楽の歴史性や文脈性と、木許さんの人生がぶつかるところで「君でなければならないのか」が可能になるのかなと思うのですが、TEDトークの場合、その歴史性や文脈性の部分はどうなっているのでしょうか。
ー実はテーマを「守破離」にしようかも悩みました。
ー最後に、TEDxUTokyoのステージホストとしての意気込みをいただければと思います。
改めまして木許様、ありがとうございました!
おかげさまでイベントのチケットは完売致しました!
明日皆様に4月30日(日) TEDxUTokyo 2023 “どくどく”でお会いできますことを心より楽しみにしております!
2023年 4月29日 鷲川紗弥
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