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肩書きに戸惑う。 その2

カメラマンという呼称がどうにもむず痒い。という前回からの続きになります。

デザイナーに関しても自身のキャリアでいくと、前半は中小企業の広告代理店で販促関連の紙ものデザインをメインでやっていました。その頃はイラストや写真等の素材の多くはロイヤリティフリーのものが大半で正直、質より量が求められる環境でした。結局、それが嫌で辞めたんですけど。

フリーランスになってからは段々と自身で写真も撮り、イラストも描き、海外のデザイナーのyoutube見て研究したり、自分なりにこだわれるところは追求できるような環境にはなりましたが、やはり前半の時代に広告デザイナー、グラフィックデザイナーと名乗るのは厚かましいという気持ちを拭うことはできませんでした。

どの時代においても悲観的になっていたわけではありませんし、足りない部分を埋めていこうと努力はしていました。それに、そういったネガティブな感情はクライアントにとってあまりにも関係ないし、失礼だとも思います。

しかしながら、幸か不幸かわりと身近になかなか凄いデザイナーがちらほらいるので、その人たちと普段話していると…

同業というか、競技は近い…。というのが未だに本音になりますw

このあたりのジャンルの肩書きって語彙少なくない?

というのを声を大にして言いたいんですよ。
結局のところ。

クライアントや他ジャンルの人と話してて、デザイナーやカメラマンという響きのイメージって業界のかなり上流のイメージが先行していることが多くないですか?

そういった人のイメージにまで文句を言うつもりはないですが、もう少し言葉のレンジがあったら少々過剰な謙遜や時には自虐までする必要ないのになーと思うわけです。実力不足と言ってしまえば、そうなんですが。

だって、写真家も、広告、記者、写真館、ストックフォトもカメラを使ってる職業の方を、他ジャンルの人は全部カメラマン。もしくは、写真家やフォトグラファーなど思いおもいの呼称で呼ぶの雑すぎません?

そう呼ぶ人が悪いんじゃなくて、肩書きというか呼称が少なくないですか?

また、フリーランス=独立という図式も個人的には重い…
なんだかフリーランスのデザイナーやカメラマンって、あたかも人には頼らず独立独行みたいなイメージがありますよね?
ねぇ?

フリーランスというのも働き方の選択肢の1つというだけで、本当に人によって様々です。デザイナーも同様で、専門というかクライアントの業種の偏りによってこちらも多種多様で専門的なスキルや見識も驚くほど違ったりします。

フリーランス×デザイナー×カメラマン×ビデオグラファー

文字にすると凄くないですか?
偏見が凄い職種の四重苦ですよw

僕自身は、普通のフリーランスの普通ぐらいのデザイナーで、若くはない駆け出しのカメラマン兼ビデオグラファーです。

ほんの一握りではない、業界の一番多い層の皆さん言ってやりましたよw

ここまで読んでいただいた方にはもうお分かりかと思いますが、僕自身の性格や人となりは職業によるざっくりとしたイメージ通りで大体あってます。陽キャっぽい見た目の陰キャで一筋縄ではいかない感じです。

あっ、最近またクライアントにそそのかされてipad買ってイラスト始めましたw


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