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15年ぶりの卒業式

とある中学校の卒業式に出席させていただきました。(あ、ちばです!)
中学校の卒業式に参加をするなんて…自分の娘が大きくなってからだと思っていてもうしばらく先の未来の話だと思っていました。まさかこんなに早くに卒業式に出席できるなんて思いませんでした。
今目のまえにいるこの子たちは(式の時に思っていたこと)、私が中学校を卒業した年に生まれてきた子たちなのか…と思うとなんとも不思議な感じがします。

いきなりそれますが、15年前中学生だった時は学校生活はとても楽しかった記憶があります。部活に力を注いだ中学生時代。体育館の鍵が開いていない時(暇なとき)は自転車のヘルメットを二宮金次郎像にかぶせて遊んだり、敷地内で鬼ごっごして遊んだりしていた、どこにでもいる元気な中学生でした🙋✨(当時は写ルンです流行っていたので持ち歩いてた)


話は戻り…この卒業式の会場にいる子たちの中には、私がずっと見てきた子たちがいました。トワイライトに来ていた子たちで、彼らが小学5年生のときから見ていました。私に子どもが生まれてからはトワイライトには入れないので、たまのイベントや勉強会の時にしか最近は会えていませんでした。

卒業式に向かう道、私は隣の市から石巻に通っています。雪がふぶいていて、東北の卒業式だな~と思いながら運転をしていました。同時にこの間まで小学生だった彼らが中学校を卒業するのか~信じられない!と思いながら吹雪の中運転をしていました。(この時点でもはや泣きそうでした)

大学生のボランティアを捕まえて「ね~!○○!郵便屋さんやろう!」といって大学生を1時間近くジャンプさせていた子。
「はい、あとちょっとで終わりの時間だから片付けるよ~」と大学生が片づけを促している時にスライムを作り始めていた子。
初めてのトワイライトで、緊張しながらもみんなに馴染もうと頑張っていた子もかわいらしさも残しつつ、証書を受け取る姿は時の流れを感じさせました。

自分のクラスの生徒の名前を呼ぶ先生。きっと最後なんだろうな。
この生徒のみなさんも先生から名前を呼ばれるのはきっと今日で最後なんだろうな。校長先生の目の前に立って、何かを受け取るのが最後の子もいれば、最初で最後の子もいるし、ここにいない子は…。とぼんやり考えていました。

きっとどこにでもある、一般的な学校の卒業式。この式を通して、「どんな子であっても今日で中学校生活が終わり。明日からそれぞれの道を行くんだよ。がんばってね。」と区切りをつける感じと、背中を押してもらえる感じがあるんだろうな。
涙を流していた子たちの姿をみてそう思いました。

卒業式に参加をしないと選択をした子は私の身近にもいます。
それはそれでいいと思っています。その子たちなりの区切りのつけ方があると思うから。
卒業式で感じたのは、背中を押してくれる人、見守ってくれる人の存在です。友達、後輩、校門の前で待機している先輩?(OBOG)、そして家族。その人たちに見守られている時間がこれから新しいステージに向かうときにその存在に助けられるのかなと思っています。(個人の所感です🙋経験上の笑)

私たちが関わっていて、卒業式に参加をしないといった子にはそういうメッセージを送れたらいいなと思いました。
どういった選択であれ、中学生ではないし、これまでよりも大変なこともきっとある。けど、「あなたの近くには応援してる人、見守っている人がいるよ。」ってメッセージを送り続けたいなと思いました。(受け取ってくれるかはわからないw)

区切り、節目の中で関わってくる人たちは変わってくるかもしれないけど、そこに誰もいないよりはきっとそばにいてくれる人がいるってだけでも、もしかしたら力になれるのかもしれないね😊

(うまくまとまらない、感じた事でしたw)