熟年婚活バスツアーと茶飲友達
2~3週間ほど前になるでしょうか、
テレビの情報番組で、熟年の婚活バスツアーが人気、という
特集をやっていました。
人生100年時代となって、人生半分以上が過ぎて、
様々な理由で一人でいる人が、これからでもパートナーを探そう。
そう思う人が増えてきているのだと思います。
参加している女性が、
「これからの人生、同じ趣味の人と楽しく生きていきたい」
と言う方がいる一方で、
一人の男性の方は、
「孤独死したくないでしょ。だからパートナー探しに来た」
とおっしゃってました。
それ聞いて、
女性は元気だなぁ、と思うのですが、
男性の意見には、猛烈な嫌悪感。
えっ?!
孤独死したくない?
自分が先に死ぬ前提?
見送って欲しいってこと?
確かに、男性の方が平均寿命は短いけれど、
男性って死ぬまで女性に甘えたいのかなぁ、
と思ってしまいました。
まぁ、女性は一人になっても元気だから、
男性の願望は叶えられる可能性は高いと思いますが。
熟年って、45~65歳くらいを言うらしいですね。
私ドンピシャですが、
一人でも楽しく豊かに生きていけてるので、
婚活バスツアーも必要ないかな、と
外野から見物状態です。
そんな婚活バスツアーの話を聞いて、
noteに書こうと思っていたところ、
知り合いが、最近見て良かった映画として話していた
「茶飲友達」を配信で観ました。
こちらは高齢者の話。
実際にあった、高齢者のための高齢者による売買春の事件を基に
作られた映画。
映画としては、高齢者の問題だけでなく、若者の貧困や家族問題なども織り込まれており、今の日本の奥深くの問題を提示していた。
寿命が長くなったことによって、「高齢者の性」の問題が表面化してきての映画。
確かに、人間以外の生き物は、欲を自らコントロールできない。
食欲も性欲も、生きるための必然。
人間だけがダイエットだとか、なんだかで抑制する。
この二つの話題が続けてきたことで、
色々考えてしまったのでした。
自分一人で、自分のことを幸せにできないのかなぁ?
他人に依存しなければ、こういう問題も起きないのではないでしょうか?