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ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ

そう。
OLYMPUSですね。

なんて素晴らしいコピーなんでしょうか。

カメラ屋さんでこのフレーズが出てくるでしょうか。
出ませんよ普通。
天才かよ。
今日も友人がOLYMPUS PENを使ってまして。
まずフォルムがカッコいい。
撮る写真にも趣がある。
フィルムしかないので現像に手間がかかるがそこがまた愛らしい。 ………

いや待て。
落ち着け。
今日はOLYMPUSの宣伝をしたいわけではないだろうが。

人の「心と身体」は繋がっている。
そう実感する日々ゆえのタイトルだったはずだろう。
危ない危ない。

…さて、気を取り直して。

みんながみんなそうなのか分からないのだが、私は本当に、身体の調子がすぐに心に影響するタイプだ。
もうほんとすぐ。
すぐに出ちゃうのだ。
我慢という言葉を知らないほどに。

例えばどういうことか?
まぁ1つめから順に聞いてやってくれ。

***

眠気

私にとって「眠気」は昔から大敵だった。
とにかくすぐに眠くなってしまうのだ。

中学以降、勉強や部活が忙しくなったり、夜のドラマが面白くて夜更かししたり、きっと睡眠時間が足りなかっだのだと思う。授業中もよくウトウトしてしまっていた。

高校になりもっと忙しくなると、授業中に爆睡し何度も先生に怒られたし、吹奏楽部の合奏中にもかなりウトウトしていた。

何度も自己嫌悪に陥ったが、それでも眠気にまったく勝てないのだ。

睡眠時間はとても重要で、本来7〜8時間ほど取りたいのだが、社会人になって毎日それは難しい。最低でも6時間は寝ると決めているが、それでも日中に眠くなることは多々ある。

眠くなると、とにかくすべてのことにやる気をなくす。眠いのに寝れないと不機嫌になる。人といると最悪だ。複数人でいれば、間違いなく黙る。どんな相手と一緒にいてもアクビが止められない。退屈な訳ではないのに。その様は、はたから見たらかなり失礼だと思う。それでも生理現象は止められないのだ。

勉強とか、仕事とか、他にもチャレンジしたいこととか、いつでも私の頑張るぞ!という気持ちを妨げてきたのが「眠気」だ。
少し仮眠を取るだけでもかなり復活するので、仕事場に仮眠室を付けてもらいたいと心底思う。

ちなみに今も眠い。今すぐ横になりたい。

空腹

「空腹」にもほんっとうに弱い。

次回に詳細を話そうと思うが、私はお腹が弱い。
それも影響しているのか、空腹から気持ち悪さが湧き上がってきて、体調が悪くなる。乗り物にも酔いやすくなる。

思えば睡眠欲に続き、食欲だって人の三大欲求の一つだ。そりゃあ耐えられなくて当然だろうとは思うのだが、人よりも我慢が足りない自覚はある。
またこちらも面倒なことに、空腹になるととにかく動けない。力が入らない。不機嫌になる。

大学生の時にイタリアへ旅行に行った時のこと。
ちょうど地下鉄でボイコットがあり、仕方ないので観光地まで徒歩で向かおうということになった。朝ごはんはパンとコーヒーという軽食であまりお腹が満たされなかった上に、かなりの距離を徒歩で向かうという流れに、正直、相当不機嫌になっていた。終始無言だ。一緒に行っていた友達からしたらたまったもんじゃない。だがその友達2人は本当に大人で、優しく、途中で見つけたジェラート屋さんでジェラートを買おうと提案してくれた。ジェラートが美味しすぎて、私は一瞬で元気になった。現金すぎる。
そこからは楽しい旅行に戻っていった。まじで最高のヨーロッパ旅行だった。

ちなみに今でもその時のことを思い出すと恥ずかしい気持ちになるが、多分今でも同じ状況になったら同じ感じになるだろう。ごめん。

体調不良

「体調不良」になったら、心底気持ちが塞がる。
これが1番辛い。

ここで言う体調不良とは、いわゆる風邪・発熱などのような分かりやすい体調不良だけでなく、「風邪ほどまでいかないし熱もないけどなんかだるい」なども含む。

体調不良エピソードは、正直ありすぎるほどにあって、何を紹介したらいいか分からないぐらいだ。

体調不良になると、とにかく落ち込みやすいし、ネガティブな考えが炸裂する。1番嫌なのは、過去の古傷が突然蘇ってくることだ。昔の嫌だったこと、哀しい思い出、やりきれなかった悔しさ。なぜかそういう思い出したくないことばかり、走馬灯のように駆け巡る。メンタルが弱ると、人を頼りたくなってしまう。「自分で」何かをしようという気力が消え失せる。

こういう時に何か大事な決断をしてはいけないと、固く心に誓っている。

健康、大事。

ちなみに番外編として「天気」を挙げようと思っていた。晴れの日は元気で、雨の日はテンションがガタ落ちすると。だが、曇りや雨の日は低気圧ゆえに体調が悪くなるという関係性があったんだと最近気が付いたので、これは「体調不良」に含めよう。

***

昔から心と身体の因果関係はあったのだろうが、きちんと自分で認識したのはここ数年のことだ。
今では、あれ、なんか心が弱ってるなと思った時は、まず上の3つを疑うのだ。

飲み会など楽しい場なのになんとなく心が弱ってると気づいた時も、
突然昔の嫌な記憶を思い出した時も、
なんか今日やる気ないなと思った時も、
大抵は眠いかお腹空いてるか体調が悪い。
まじでほとんどそれだ。

人間関係で悩むこともままあるが、それでもネガティブな思考に偏ってるなと思った時は、大抵上の3つが原因だ。

ストレスなど、心が身体に与える影響だけでなく、
身体も、心にものすごく影響していると実感する日々だ。

どっちも大事。
どっちもないがしろにできない。

ちなみに、あまりこういう話を他の人にわざわざ話したことがない。
他の人はどうなんだろう?
今度から、酒の肴に聞いてみることにしよう。

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