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趣味のハードルは高くなくていい

【趣味】
1.専門としてではなく、楽しみとして愛好する事柄。
2.物事から感じ取られるおもむき。味わい。情趣。物事の味わいを感じ取る能力。それに基づく好み。

「趣味は何ですか?」と聞くと
大抵の人は「趣味ってほどではないですが」という枕詞を添える。

私にはこれがあまり理解できない。

世の中の多くの人にとっては、
「趣味」 = 「人に話せるようなちゃんとしたもの」で、「それ相応に経験も知識もあって、人より語れる事柄」を指すのだろう。

けど、本来趣味は、強制力がない中でも、楽しくてついやってしまうことだと思う。
めちゃくちゃ得意だったり、専門的である必要はないのだ。

私の最近の趣味。

それは、『料理のレシピ検索』だ。

***

料理が趣味、となると、どんなに料理が上手いんだろうと思われるのかもしれない。

だが、私の趣味は料理の"レシピ検索"だ。
めちゃくちゃハードルが低い。

さて、それにしてもレシピ検索が趣味とはどういうことか。

今のこの状況、買い物のためとは言え頻繁な外出は避けたくなる。
そうなると、「ハンバーグを作りたいからひき肉を買おう」とか、そんな決め打ちなことばっかりしていられない。

「とりあえずこの野菜と肉と卵を買っといて、、あと豆腐も入れとこう」

そんなノリで買い物をしておく。

当日の夜はいい。
元々これを作ろうと思って作るのだから、はじめからレシピ決め打ちだ。

さて、問題は次の日だ。
元々冷蔵庫に余っていた食材と、昨日買い足した食材がある。

「この食材たちを組み合わせて、何を作ろう?」

余った食材を打ち込み、最後に"レシピ"で締めて、ググる。

これが楽しいのだ!!

レシピ検索のいいところは、自分の頭の中にはない料理が出てくること。

そして、実際に作る前のただの「想像」ということ。
つまり、無料だ。

できあがりを想像するだけでわくわくするから、料理自体への意欲も湧く。

冷蔵庫の中身を思い出して、食材の組み合わせを考えると、どうしても余り物が出てくる時がある。

今度はそれを次の料理でどう使おうか、と検索できるので、わくわくが連鎖する。

***

外出自粛の今。

…いや、世間の目もある中、今や理由のない外出は「禁止」レベルの感覚だろう。

自由に外に出られない。

そんな感覚だけでもストレスが溜まると思うが、こんな時こそ自由に「好きなこと」をしよう。

好きなことと言っても、読書だとか、筋トレとか、そんなちゃんとしたことじゃなくていい。

「明日の朝はごはん1膳だけ余ってるし、卵かけご飯でいいかなぁ…あ、水菜も使わなきゃ…」

(ポチポチ)←ググっている

「雑炊!雑炊いいな!豆腐もあるからそれもぶちこむぞー🤤」

そんなことを検索して、明日の朝ごはんを楽しみにしながら眠りに就くのも、
私にとっては好きなことの1つなのだ。

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