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Naturalなニューヨーク-違和感の言語化
私は癖で自問自答をいっぱいしてしまうし、自己分析だけはいっちょ前。感性に触れるすべてのことが大好きで心が震えることが多い。感性が豊かである。と思う。
ただ、私の残念なところの一つに表現力のなさが挙げられる。自己肯定感が低いとかではなく、本当に足りない。鍛えなければならない。
自分に足りないから音楽や絵画とかカルチャー的なものが好きで憧れるんだなとも思うので、自分の感性と苦手な部分の相互作用ということでいいのかもしれない。
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9/17に行われたニューヨークの単独ライブ「Natural」をライブ配信で視聴した。現地で見たくて2回も抽選申し込んだけど外れた。ちょっと悲しかった。
ニューヨークは、大勢が良くも悪くも感じる「違和感」を言語化、表象化するのがとても上手だと思う。ちゃんとお笑いの形も守りつつ、1つの時間のまとまりで表現するのが本当にすごい。
私は、お笑いは「裏切りと共感」で笑いが生まれるものだと感じているが、「裏切り」とは予測できなかったけど、そうだったんだ…という「気づき」で「共感」はそれこそ自分の感情を自分とは別の何かが「代弁」して、形にしてくれた時に感じることだと思う。
それを改めて今回の単独で感じた。現代が持つ違和感への気づきと違和感への代弁をしてくれた。
そして、別角度ですごいなあ・・・と感じたのが、
8本の漫才とコントを披露してくれたが、すべてが繋がっていた。(と思う)一つのテーマ「Natural」に沿って出来上がったものはエンターテインメントの形作りについて改めていろいろ考えさせられる。思い切り裏切られる。(?)
どういう想いでテーマを決めてどういう流れでサブタイトルを決めて、どういう話合いがされて構成が決められるんだろう。気になる。
8本の面白いネタにはすべての人が一度は感じたことのあるいろいろな「違和感」が散りばめられているので、ありがとう、という気持ちになるよ。
まあそんなお笑い好きで、さらにニューヨークに偏愛している私の考えなんてさておき、単純に面白いので絶対に見て。
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