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はじめての体外受精記録#5(D22〜24)

あーなんだかいろんなことがあっていろいろ書きたいけれど文章にならない気がします。見苦しい部分があるかと思いますがよろしければお付き合いください。

D22 出血

前の日くらいからほんの少しだけ出血あり。採卵後の出血が遅れて出てきたのかなと悠長に考えていたら、おりものシートじゃ間に合わないくらいの量の血が・・・。まさか生理??早すぎない??不正出血??と検索魔になりつつもとりあえず病院に電話。前の日から出血と考えると2日目になるからできれば今日病院に来てくださいとの事。ただ当日だし仕事の兼ね合いもあり夜間帯しか受診できそうになく、さらにこの時間帯は予約がいっぱいだったため予約なしでの受診になることから待ち時間が長くなると言われました。それは仕方がないので、仕事用のPCを持参し待ち時間に仕事を進めながら待つこと90分・・・。やっと血液検査に呼ばれました。ここから結果が出るまで約30~40分・・・。空腹と眠気でくらくらしながらやっと呼ばれ、ここでも初めての先生にあたりました。

なんとなく体育会系の先生で(いつもは割とベテランおじいちゃん先生)さばさばとがつがつとした感じでした。血液検査の結果から見ても生理でしょうということでしたが、採卵からまだ4日目・・・こんなに早く来ることがあるのかと聞くと、ちょっと早いねと言いながらカルテを確認され、採卵後にフェマーラ7日分が出ているのを見て「これは飲みすぎ。これのせいだね」と言われました。その後も採卵前の刺激法なども確認され「これは(たぶんOHSSを)気にしすぎだなー」と言いながら、私ではなく隣の看護師さんに向けて薬の効能などを説明されておられました。私も聞きたかったけど聞いてもわからないかもしれないし、なんだか置いてけぼり感を感じてしまい、それ以上聞けませんでした。そして募るおじいちゃん先生への不信感・・・。さらに不安を煽る言い方をされるこの先生にも不信感・・・。

とにかく生理が来たので、まずは1周期お休みしましょうということでプラノバールを15日間処方。しっかり整えてから次に進みましょうという話の流れで、「子供は何人くらいほしいって考えてるの?」と聞かれました。自分自身も旦那さんも3人兄弟だったので、結婚当初は3人くらいほしかったですが、こうなってしまってそんなに簡単にできるものではないとわかってからは、高望みせずまずは一人!そっからまたどうするか決めようくらいにしか考えられていませんでした。先生としては、(半分冗談で)少子化社会にも貢献してほしいから一人といわず二人三人目指してほしいよねと笑いながら、年齢的にも採卵後の結果(11個中受精卵は3個)を見ても、もう一度採卵してたくさん卵を確保しておいた方がいいよとおすすめされました。一度採卵した後、2回目の採卵の時は(多嚢胞の場合は特に)いい卵が取れる可能性が高いし、若ければ若い方が妊娠率は高いから今のうちに二人目以降のことも考えておいた方がいいとのことでした。

でも私の中では、採卵は仕事の両立も自己注射も当日の体調もかなり負担だったためできることならもうやりたくないと思っていたし、まずは1回移植でしょとしか考えていなかった為ここでもさらに混乱。え、2回連続採卵とかあるの?移植できる胚が1つもないならまだしも、培養の結果も最後まで出てない段階でそこまで言われても・・・という感じでした。私が何も言わなければ1周期お休み後そのまま採卵周期に進められる気配でしたが、たぶん私が納得いっていない顔をしていたので、まー次の生理来るまでに考えておいてということになり帰宅しました。

帰宅して旦那さんに報告。もう一度採卵した方が良いというならやるけど、やっぱり体への負担と仕事のことを考えるとどんどんネガティブに・・・でも培養の結果も出ていない今の段階では可能性の話しかできずとりとめのない私の愚痴に嫌気がさしたのか、「そんな時はもう寝た方が良い」と言われました。優しさからの言葉だったと今ならわかりますが、その時はなんでもっと寄り添ってくれないの!とイライラMAXで一人で布団に直行し、収まらない怒りからなかなか寝付けずイライラもやもやの奇声をあげながらなんとか眠りにつきました。

D23 もやもや

仕事の合間に検索しながらいろんな情報を読み漁るも、欲しい情報にたどり着けずもやもやの沼にはまっていく・・・

D24 培養結果

電話で培養の結果を確認。採卵からD3で凍結した初期胚は8G1ということで8分割の一番良いグレードということでした。また残りの2つについても無事に両方胚盤胞になっており、4AA・3ABとそれぞれよい結果が得られ一安心。培養士さんにも、このまま採卵に進むか移植に挑戦するか意見をもらい、旦那さんとも話した結果、良い胚が得られた以上はやっぱり一度移植に挑戦してみようと、細かくは先生に聞いてみないとと思うこともあるのですが、一旦その方針で伝えようと決めました。

進む方向が決まってからは、なんとなく肩の荷が降り、やっとこうやってnoteに書こうと思えました。本当は先生とか旦那さんとのやり取りとかもう少し詳しく書きたいところですが、負の感情が爆発しそうなので今回はやめておきます(笑)

とにかくいろんな情報や発言に惑わされ、混乱した日々でしたが、お休み期間で飲む薬も1種類となり、なんて解放感!通院や薬のスケジュールとにらめっこする日々もいったん休憩です。久々にお酒も飲めるかななんてノー天気な気分です。きっとまだまだ大変な事がたくさんあるし何も進んではいないけど、とりあえずは一旦自分にお疲れ様でした。

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