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オーディオブック紹介 「変な家2」

おはようございます。
2024年7月13日 土曜日です。

雨穴最新作!『変な家』第2弾!
あなたは、この「11の間取り」の謎が解けますか?
前作に続き、フリーライターの筆者と設計士・栗原のコンビが
不可解な間取りの謎に挑む。

1「行先のない廊下」
2「闇をはぐくむ家」
3「林の中の水車小屋」
4「ネズミ捕りの家」
5「そこにあった事故物件」
6「再生の館」
7「おじさんの家」
8「部屋をつなぐ糸電話」
9「殺人現場へ向かう足音」
10「逃げられないアパート」
11「一度だけ現れた部屋」

後編「栗原の推理」
すべての謎が一つにつながったとき、きっとあなたは戦慄する!

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この本で特筆すべきは、一見バラバラに見える11のエピソードが、実は巧妙に繋がっているという点です。
「行先のない廊下」「闇をはぐくむ家」「林の中の水車小屋」など、どれも独立したストーリーのように見えますが、読み進めるうちに全てが一つの大きな謎へと収束していくんです。

個人的に印象に残ったのは「部屋をつなぐ糸電話」のエピソード。
なんとも奇妙で不気味な設定ですよね。
でも、これが後の展開にどう繋がっていくのか…
それを知った時の驚きは忘れられません!

雨穴さんの緻密な伏線回収には本当に感心させられます。
最後の「栗原の推理」パートで全ての謎が明かされる瞬間、きっと皆さんも私と同じように戦慄するはずです。

この本の魅力は、単なるホラーや推理小説の枠に収まらない独特の世界観。建築や間取りという身近なテーマを通じて、人間の深層心理や社会の闇に迫っていく…そんな雨穴さんならではの視点が随所に感じられます。

読み始めたら止まらない展開に、気づけば一気読みしてしまいました。
続きが気になって仕方ない…
そんな中毒性のある一冊です。
ミステリーファンはもちろん、斬新な物語を求めている方にもオススメですよ。

ぜひ皆さんも『変な家2』の不思議な世界に飛び込んでみてください。
きっと、あなたの「家」の見方が変わるはずです!

それではまた明日
ひろかん

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