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プログラミングのおもしろさに惹かれキャリアチェンジ──「採用戦略研修」からスタートして1年半で、システム開発の上流から携わる

大学卒業後、技術系OS企業を経て、2021年テクノプロ・デザイン社に入社。戦略研修を受講後、防衛関連システムの開発プロジェクトに参加。その後もシステム開発のコアとなる工程に深く従事している小濱に、入社後に受講した戦略研修の様子や、現在携わっているプロジェクトについて語ってもらいました。


プログラミングのおもしろさに惹かれ、CAEエンジニアからキャリアチェンジ

前職は主にMBDなどを用いて自動車の開発に従事する技術系OS企業に在籍していました。そこでCAE担当として、自動車の振動音や衝突にかかわるシミュレーション解析モデルを作成する工程に携わっていました。

正確な解析・シミュレーションを行うため、いわゆる「ミッションモデル」を作成し、10ミリ単位でメッシュを切るなど、平面上での計算や角度調整などもミリ単位での細かな作業が求められていました。それを一つひとつ手入力する必要があり非常に手間と時間がかかってしまうのです。しかも扱う車種はガソリン車。すでに自動車業界ではEVやHVなど先進的な取り組みや開発の多様化が進んでいく中、なんとなく時代に置いていかれているような感覚がありました。もっと先進的な取り組みができる環境に身を置いて、今後のニーズに対応できる技術者になりたい!と思ったのです。

そのための第一歩として、自主的にプログラミングスクールに通い始めました。一つひとつの作業を根気よく時間をかけて進めていく仕事とは違い、プログラムを打ち込んだ瞬間に作動する効率性、モノができていくスピードに驚き、プログラミングのすべてがおもしろく感じ、夢中になっていきました。

このスクールでは受講生向けにキャリア相談もできたため、思い切って転職活動を始めました。次の企業探しでこだわったのは以下のポイントでした。

◎先進的な技術に触れられる環境があること
◎資格手当など、エンジニアの成長をサポートしてくれる体制が整っていること

この二つが実現できそうな企業として、スクールのアドバイザーからテクノプロ・デザイン社を紹介してもらったのがきっかけとなりました。豊富な研修プログラムが一番の魅力でしたが、世の中のニーズが高まっている「クラウドアプリ開発」といった案件もあると聞き、ここなら自分の足りないものを補い、エンジニアとして市場価値を上げていけるのではないかと思ったのです。

さらに、社名にもある通り「デザイン」つまり設計など上流工程に深くコミットできるチャンスは豊富にあるということも知り、よりクリエイティブな仕事ができるのではという期待も膨らみました。

資格取得にもチャレンジした「採用戦略研修」

入社後は「採用戦略研修(AWS_アプリケーション開発研修)」を受講しました。

これは、入社後2~3カ月程度、独自の研修を集中的に受講し、基礎的な知識を習得後にプロジェクト現場へ着任するというカリキュラムです。

一般的な導入研修や技術研修と一線を画していたのは、あくまでも現場目線でカリキュラムが組まれているということ。実績がある企業ですから、充実していないわけがありません。

その内容は確実に技術知識を習得できるだけではなく、実機を操作するなどプロジェクトですぐに活かせる知識を重点的に習得できる仕組みがありました。

私は入社当初、プログラミングは初歩的な知識しかありませんでした。同期入社の社員たちはすでにプログラミングの業務経験がある人も多く、負けていられないなーという気持ちが沸々と湧き上がってきたのを覚えています。

現場経験が豊富なエンジニアが講義内容を作り、今まで7000名ものエンジニアを輩出した実績がある企業ですから、充実していないわけがありません。むしろ想像以上の内容でした。

私の場合3カ月間、ほかの業務もなく集中して学べるため一気に技術知識が上がったという実感はもちろんでしたが、中でもAWSの認定資格取得を目指すプログラムは印象に残っています。

AWS自体は初めてでしたので、講義だけでは試験対策の知識として私自身まだまだレベルが足りない状態で、同期社員とともにわからないところを教えあうなど自主的に学ぶ機会をつくりだしました。

実は一度、不合格になってしまったのですが同期にも励まされてさらに奮起し、無事に二回目で合格できました。

コロナ禍のため研修自体はフルリモート。同期社員は研修後、全国各地のプロジェクトに配属されたので直接連絡を取り合うことが難しいのですが、お互いに切磋琢磨できた時間は非常に貴重なひとときとなりました。

防衛関連のシステム開発に、上流から携わる

研修後半からは、修了後の配属先を営業社員と相談しながら決めていくのですが、プロジェクト数も豊富にあるため、興味がある分野のプロジェクトが探しやすかったです。

私は、プログラミングスキルをさらに伸ばせそうなプロジェクトを希望したところ、防衛関連のシステム開発プロジェクトへアサインされました。

配属当初は1週間ほどAI文書管理の業務を行いつつ業務フローなどを学び、その後は防衛関連システムの詳細設計~製造~テストに従事しました。

今はアプリケーション開発のプロジェクトで、気象情報などの画面のレイアウトや遷移についてのサービス設計・サーバー選定や基本設計を担っています。

一連の業務経験を積んでいく中で感じていることは「自主的に学ぶ姿勢がないと難しい」ことです。しかし逆にそれがあれば、スピード感のある成長が実現できる環境があると思っています。

たとえば私の場合、開発ツールとして「キット」を使用しているのですが、研修では学んでいないためその使い方が分からず毎日先輩に質問していました。また、データベースについても既存のものを削除したり統合したりする作業も現場で進めながら覚えていきました。

結果的に、自分で手を動かした分、スキルアップは早かったと思います。防衛関連など、社会的に重要なシステムの開発に携われるとは、前職のときに想像すらしていませんでした。わずか1年余りで、エンジニアとしても視座が大きく変化したと思います。

それはたとえば、基本設計から詳細設計など上流に携わることで、クライアントの意図はもちろん、「このシステムをどのように活用したいのか」「どう作れば、ユーザビリティの高いものができるのか」といったシステム全体の本質についても徐々に考えるようになっていきました。

こうした目的観を明確化することは、サーバー選定、プログラミング業務、製造工程でのチームワークすべての効率化やレベルアップにもつながってくることが、最近になってわかってきました。これも一つの成長と捉えています。

モノづくりの本質を知り、幅広く探求してみたい人は満足できる環境がある

実は前職での知り合いのエンジニアにも当社を勧めたんです。待遇面はもちろん、働き方やキャリアパスの描き方についてもすべて「エンジニアファースト」の会社だからです。

一つのメーカーに長く在籍して、自社製品をコツコツとつくっていくこともエンジニアのキャリアパスとしては一つの選択肢かもしれません。

しかし、幅広い技術領域で常時1000ものプロジェクトが稼働している当社では、それだけポストも豊富です。自分で習得したいというスキルや、上流に携わるというチャンス、チームマネジメントに挑戦し、将来はプロジェクトを統括する立場になりたいという目標も、意欲があれば実現できる環境にあります。

私自身、まだまだ課題と感じている技術領域、サーバーやネットワーク関連のプロジェクトにもチャレンジして知見を積み上げ、全工程に柔軟に対応できるようなエンジニアを目指します。

※こちらの記事は2023年1月時点の情報となります。


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