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建設重機業界のプロジェクトでWeb系エンジニアの視点を活かし、可能性を追求する

大学卒業後、SES企業に入社。保険会社や通信会社などのシステムリプレイス、自治体共済システムのマイグレーションなどの経験を積み、2018年テクノプロ・デザイン社入社。Web系エンジニアとしてのキャリアの可能性を広げるプロジェクトに挑戦している種川さんにお話を聞いてみました。


エンジニアとして豊富な経験を積んだ。しかし納得いく評価がなされない

2001年、新卒でSES企業に入社しました。最初は保険会社向けの帳票システムにおける運用・保守業務からスタート。その後、通信会社向けの社内システムの詳細設計や自治体共済システムのマイグレーションなど、約17年の在籍期間の中で豊富な経験を積むことができました。スキルアップという意味では順調にいっていたのかもしれません。しかしプロジェクトでの成果を鑑みると、 待遇面などで正当な評価がなされていないと思うようになり、「エンジニアとしての自分自身の市場価値を客観的に評価し、スキルを高めてくれるような環境に移りたい」と思うようになりました。

転職活動を進めていく中で、テクノプロ・デザイン社に出会いました。

面談のときは、今までの経験をきちんと把握し、評価しようという本気度が伝わってきたのを覚えています。そしてWinスクールなどエンジニアが自主的に学べる制度がしっかりとあることも安心感につながりました。前職は自分のスキルアップに必要な技術知識は各自で勉強してください、という風土でしたが、テクノプロ・デザイン社は全く異なるスタンスで、「エンジニアファースト」の環境が整っていることに驚きました。

「自己実現」を会社として制度化し、自分が学びたい技術分野を即座に学ぶことができる。学習意欲の高いエンジニアなら絶対にほしいと思うような環境がここにあったのです。評価面で行き詰まりを感じていたこともあり、すぐに入社を決意しました。

ここは上流から下流まで、シームレスに稼働できる強みがある

入社後は導入研修を受けましたが十分に満足いく内容でした。しかしその一方で、転職してから気づいたことがありました。それは、テクノプロ・デザイン社のクライアントは製造業が多く、組込系、機械系などのエンジニアが活躍するプロジェクトが多いということでした。「Web系でも今までの経験が通用するプロジェクトがあるのか?」と少し不安にもなりました。

最初にアサインされたのは、信託系システムのマイグレーションプロジェクト。 参画した時点ではすでに詳細設計まで完了しており、私はその後のプログラミング実装~テストを任されました。

その後、銀行システムや住宅オーナー向けWebサイトのシステムリニューアル、運用管理などを任されました。

上記の一連のプロジェクトを見てもわかるように、入社直後の「Web系でも活躍できるフィールドはあるのか」との心配は杞憂に終わりました。それどころか、数々のプロジェクトを通してWeb系だからこそできることや、新しいWeb系エンジニアの在り方も少し見えてきた気がします。

その理由はクライアント側のニーズが多様化し、ソフトやハードなどの技術分野に立て分けられるような課題ではなく、部門横断的なソリューションの提案が求められるからです。上流から下流まで、あらゆる技術分野のエキスパートが集結し「ワンチーム」として稼働できるのがテクノプロ・デザイン社の強み。だからこそ、Web系エンジニアが活躍するチャンスが豊富にあると実感しています。

「バグがない完璧な納品」を実現したことが、原体験となった

プロジェクトを多く経験する中で、その進め方やクライアントとの折衝において、私がこだわっていることがあります。それは「プロジェクトメンバーと連携を密にすること」そして「想定できる不具合を事前に解消すること」です。

これは前職のプロジェクトの際に、当時のプロジェクトマネージャーがこだわっていたポイントです。「当たり前」と思われるかもしれませんが、そのマネージャーはこれらを地道に一つひとつ行っていくことで、バグがない高品質な状態で納品でき、クライアントが驚いていました。私自身はメンバーとして参画していましたが、これをきっかけにプロジェクトチームとクライアントの間で、一気に信頼関係が深まっていくのを実感しました。

高品質にこだわる理想的なチームづくりは、そのときから私の目標の一つでもあります。

エンジニアとしての市場価値も、こうしたプロジェクトの成果で決まります。テクノプロ・デザイン社の一人ひとりのスキルと能力があれば、高品質なシステムの提供は十分に可能だと思います。

「プレイングマネージャー」が理想的なエンジニア像

もし、読者の中にテクノプロ・デザイン社に興味があって、エンジニアとして成長したいと思っている方がいらっしゃれば、「技術スキルは後からついてくる。まずはコミュニケーション力を磨こう」と伝えたいですね。

もちろん、一定の技術的な知識は必要かもしれませんが、前述したように、入社後にいくらでも学べる環境があります。「数年後にここまでのレベルに行きたい」という意欲があれば、成長をサポートする仕組みも社内にはあります。最初から高いスキルを身につけることよりも、チーム内でのコミュニケーションの在り方を少し意識する、とかチームワークを重視するといった視点で現場を経験していくほうが、スピード感のある成長が期待できると思います。

私自身、20年以上のエンジニア経験を積んできましたが、今後はWeb系エンジニアの新しいキャリアパスの可能性にチャレンジしたいと思っています。

実は今、新しいプロジェクトに配属されたところで、大手建設重機メーカーの生産管理システムの開発を手掛け始めています。まだシステムの実装を行うところから始めていますが、ゆくゆくは上流工程から深く携わるチームをつくりたいと思っています。

建設重機メーカーは、建築に近い立場だからこそ、ユーザビリティでも金融業界やIT業界とはまったく異なるアプローチが求められます。たとえば、実際に工事現場で建設重機を動かすユーザーの視点と、重機の開発現場の視点の間には「この機能は現場に必要ない」「この操作をわかりやすくしてほしい」などの乖離が生じている場合もあります。

その双方の視点を身につけるために一人のエンジニアとして働くことと、プロジェクト全体を俯瞰してマネジメントする業務の両立をしていきたいです。

それには組込み系や機械系ではなく、Web系だから活かせる視点もあると思っています。

「プレイヤー」×「マネージャー」双方の視点をあわせ持つエンジニアです。この視点を持てば、建設重機業界に欠かせないエンジニアとしての市場価値が格段に高まっていきます。その意味でもWeb系エンジニアが描けるキャリアパスの一つとして、建設重機業界でのプロジェクトは大きな可能性を擁していると思っています。

※こちらの記事は2023年2月時点の情報となります。


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