ダンゴムシが丸くなる本当の理由

皆さん、こんばんは。Nです。

このページを開いていただきありがとうございます。凄くシュールなタイトルですが、少し考えてみたいと思うのでお付き合いお願いします。

大きくなってからは、めっきり見る機会が少なくなりましたが、小さい頃に庭や公園で遊んでいるときにダンゴムシってよく見かけましたよね。

特に男の人はツンツンしたりしていたかもしれません。
そういう時、ダンゴムシは丸くなります。

なぜ、ダンゴムシが丸くなるのか。

最初に僕の予想を述べてみると、

・刺激に耐えるため柔らかいお腹を隠す
・硬い甲羅で身を覆い、食べられなくする

似た理由になってしまいましたが、結局のところ外敵から身を守るためといったところでしょうか。


インターネットで調べてみると、

アリなどの敵におそわれると足が遅いダンゴムシは逃げることができず、丸くなって弱い頭やお腹を隠すことで敵があきらめるのを待っているから。

また、光が当たった際にも丸くなるのは乾燥するのを防ぐから。

ではないかと考えられていました。


まぁ、だいたい当たっていましたね。


ですが、似た虫のワラジ虫は丸くなりません。

これはなぜかというと、ワラジ虫はダンゴムシとは違い、足が速いため丸くなって弱い部分を隠さなくても逃げられるからだそうです。


なるほど。。


ダンゴムシが丸くなる理由が分かったところでタイトルにもある通り本当にそうなのか考えていきたいと思います。

ここからは完全に僕の持論なので科学的根拠は一切ないです。

まず、ダンゴムシが丸くなる本当の理由を考えた時に思いついたのは、丸くなっている行為は本当に
ただの防衛なのかということです。

外敵から身を守るため丸くなると考えられていますが、それはダンゴムシが落ち葉などを食べる草食で、外敵を食べることはないためだからだと思います。

なので、アリなどの敵に遭遇した時は相手と勝負するという選択肢がダンゴムシの中にはなく、ただただ食べられないようにじーっと待って耐えていると考えられてしまうのです。

ですが、僕はダンゴムシ側も自分の武器を使って勝負をしているのだと考えます。

少し想像していただきたいのですが、もし自分が何者かに襲われた際に、相手の体格が良くて大きい剣を持っていたとしてもそこでじっとして殺されるのを待ちはできないですよね。

僕だったら逃げ回って相手の隙を狙い剣を奪うかそのまま逃げ切ろうとすると思います。


しかし、ダンゴムシはこれができません。何故かというと先述したように足が遅いからです。

そのまま逃げ切るというのは足が速いワラジ虫ですね。


では、自分がもし逃げられない立場にあるとしたらどうするでしょうか。
その場合でもどうにか自分の強みを生かして生き延びようとしますよね。

お金持ちであればお金を相手に払ったり、話術が得意であれば相手を説得したりでしょうか。
いずれの場合でもその場でただ殺されるのはではなく、相手との勝負になると思います。


これをダンゴムシに当てはめて考えると、相手の歯が通らない硬い甲羅を持っているから、相手を見つけると先に自身を甲羅で覆い相手に諦めさせるです。

この丸くなるという行為も僕はこの場限りのただの防衛ではなく、こんなに硬い甲羅を自分は持っていて外敵の歯が通らないから、もう襲ってくるなよというダンゴムシの先手を取った攻撃だと考えます。

このように考えるとダンゴムシだけではなく、自然界に生きる全ての者が自分の長所を生かしていつも戦っているのだと思えますが、人間は少し違うようにも見えてしまいます。

例えば、自分よりも整った顔立ちの人に劣等感を抱いたり、自分の頭の悪さを嘆く人もいるかもしれません。

または、うまくいかない事があるとなぜいつも自分は何もできないんだと思ってしまったりでしょうか。

いずれにせよ、自分の長所ではなく短所の方に目を向けている人が多いような気がします。
それは、人間にとってしょうがない事なのかもしれませんが、もう少し自分の良さを見つけてみませんか?


僕は何もできない人なんていないと思います。


あなたが働きかけてくれている事で快適に生きられている人、楽しい気持ちになれる人、助けられている人たくさんいると思います。

それこそがあなたの強みです。


ダンゴムシと同じように際立った武器は持っていないかもしれない。

でも、誰にでも長所はあり、その自分の長所を生かす事で他人に働きかける事ができると僕は考えます。



もう少しポジティブに自分の良さを自分自身で褒めてあげてもいいのではないでしょうか。


長くなりましたが、今日の僕からのメッセージは以上です。お付き合いいただきありがとうございました。

N







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