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雑記 2020/08/15

ここ最近やる気が出なくって、絵を描いたり映画を観たりといった行為がなかなかできないようになっている。これまではなんの意識もせずやれていたテレビゲームでさえ、最近はちょっとだけめんどくさく感じるようになってしまった。だからといって何にもしないというのもあれだから、試験的に日記のようなものを書いてみることにする。オモコロというウェブメディアの中で連載されている日記を読んで、自分もこんな感じならかけるかもと思ったのだ。なお、僕のNoteでの過去記事は全部ですます調で書いてあるのだが、今回はそれをやめてみる。やっぱり人の目を気にして文章を書くと疲れてしまうので、途中で書くことをやめてしまう可能性が高まるかも、と思ったからだ。


今日は僕が大好きなロックバンド、サカナクションによるオンラインライブ「SAKANAQUARIUM 光 ONLINE」の初日だ。僕は本来兵庫公演(もちろん中止となってしまった)に足を運ぶ予定だったので、結構楽しみにしている。しかも、映像監督を務めるのが、『「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」』をはじめとしたすごいMVをたくさんつくっている田中祐介監督だというのだから尚更だ。僕から感染してファンになった母は、落ち着いて観る為に普段より早くお風呂に入るらしい。気合十分かよ。

僕はライブというものがそこそこ好きだ。初めて行った本格的な音楽ライブはサカナクションの「魚図鑑ゼミナール」というもので、CDも買いファンクラブにも入っていた僕はだいぶ前の方で見ることができた。概ね2.5m先に山口一郎がいるぐらいの感じで、終演後にライブハウスの外に出た時にはすごすぎてぼーっとしてたのを覚えている。あと行った中で印象的なのは岡崎体育のさいたまスーパーアリーナでのライブだろうか。彼がアーティスト活動を始めた頃からの夢を叶える瞬間に立ち会えたというのもあるし、受験期間中に日帰りで新幹線で行って帰ってきたというのもある。


最近『ペーパーマリオ オリガミキング』をクリアした。感想を書き出すと止まらなくなるのであんまり書かないでおくが、とても良いゲームだった。システムも奇抜ながらになかなかうまく纏まっていてそれもすごいのだけど、やっぱりグラフィックと音楽、ストーリーが良いなと思った。グラフィックはすべて紙でできているような質感で、凄すぎて逆に意識させない領域まで来ているという感じすらした。折り紙で折られたようなデザインの敵も出てくるのだが、実物感が強すぎて違和感を感じないのだ。音楽も、ペーパーマリオシリーズ恒例というべきかやっぱり良い。通常戦闘BGMがエリアごとに変わるというところにも製作陣の力の入れ具合が感じられる。個人的お気に入りは最終ステージのフィールド曲だ。ストーリーも、「重厚な物語!」という感じではないのだが、今回の相棒枠のオリビアがとても良い役割を果たしていて、ゲームを進めたくなる動機には十分なっていたなと思う。テキストにちょくちょく入るユーモアもちょうど良いな〜と思ったりした。


ここ最近で僕が一番ハマっているコンテンツはやっぱりシャニマスだ。『アイドルマスター シャイニーカラーズ』、通称シャニマスは、単純に言えば23人いるアイドルから一人選んでプロデュースし、トップアイドルに導くことを目指す育成ゲームだ。それだけなら普通だが、僕が好きになったきっかけはそのアイドルたちの設定や性格の生々しさにある。普通、キャラクターの性格はある程度テンプレート化されていて、「あー、この人はこういうキャラね」と理解できることがほとんどだ。でも、シャニマスのキャラたちはなんだか違う。そのテンプレが揺らぐ瞬間が絶対にどこかに存在したり、最初からテンプレにはめるのが困難だったりする。例えば主人公とも言える櫻木真乃は、緩い雰囲気の動物好きな少女かと思えば、「自分なんかが本当にアイドルに相応しい人間なんだろうか」と悩む様子を見せたりするし、のちに追加される形で登場した黛冬優子は、「アイドルとしての自分を演じる」ことを貫き通し、決して自ら「性格が悪い」と称する素の自分を表に出そうとしない(普通なら、本当の自分を好きになろう、みたいな流れが一般的だろうけど、冬優子は決してそうしない)。そういうリアルなキャラクターに僕は完全にハマってしまったのだ。全員好きだけど、一番推してるのは浅倉透というキャラクターだ。簡単な言葉で表してしまうのなら掴み所のない人という感じなのだけど、その独特な雰囲気に惹かれるものがある。あと、少し自分と重なる部分もあるかも、と思ってしまうのも理由の一つかもしれない。

だいぶ昔に「人は自分と似たキャラクターを好きになる」という話を聞いたことがあるけど、本当だろうか。個人的には「憧れてる人間像のキャラを好きになる」というのの方が正しいような気がする。僕はハンターハンターのヒソカみたいな狂ったキャラもわりと好きだが、そういう突飛な雰囲気に惹かれることはあっても自分がそうだと思ったことはないし、ちょっと疑わしいんじゃないか。


オモコロの「ほかほかおにぎりクラブ」というのに加入してみた。月額980円で、会員限定コンテンツがいろいろ見られるようになるというやつだ。目的は毎週金曜夜のリモート飲み会配信で、昨日(8/14)の回は好きなライターさんばかりで気になったので入会してみた。無料期間の間に抜けても良いかなと思っていたが、オモコロチャンネルの動画は結構熱心に観てるし、幸いお金にもまだ余裕があるため継続してみようかなとも考えている。肝心の昨日のリモート飲み会配信はとても面白かった。そもそもが皆でだらだら飲んでるのを観て楽しむだけのマニアックなコンテンツな訳なので全然楽しめない可能性もないとは言えなかったわけだが、普段の動画のノリほぼそのままな感じもありつつもオフでゆるく会話してる感じがなんか良かったし、話も面白かった。

MSSPとか幕末志士とか水曜ドット打つデイとか、自分は男の人たちがワイワイ楽しくしてるのを見るのが割と好きらしい。うまく説明できないのだが、クラスの面白い人たちの話を近くで聞いてるような感覚や、取るに足らないくだらない会話そのものが好きなのかもしれない。最近はシャニマスの声優さんたちのラジオも聴くようになったが、やっぱり男の人たちの方が落ち着いて聴ける感じがある。


早速、ほかほかおにぎりクラブの会員特典である「マイベスト」を作ってみた。

10個しか選べないって結構厳しい。でも、どれも面白いのばっかなので良かったらチェックしてみてください。一位に設定してる『最高の悪あがき』は本当に雰囲気が最高で大好き。こういうのが描けるといいなって思う。

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