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警報カメラ設置工事テクニック<太陽光発電所>

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太陽光発電所に防犯カメラを付けるときのコツを伝授
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#パノラマ

警報カメラ 設置までのチェックリスト

■出直しがないように現場作業までの確認 □インターネット(4Gルータ電波または光回線)通信手段確認 □オフィスまたは自宅で部材をつなぎ電源を入れてスマホで画像が映ることを確認(機器類に問題がないことをあらかじめ確認)  ルータ各ランプ点灯 PoE点灯 カメラ電源投入時点灯 □現場の電源100Vが来ていることはテスターで確認 □部材が長さ・種類全て揃っている(電線ケーブル/屋外用LANケーブル/金具) □PoEハブ~カメラの距離が100m以上の場合はExtendに

太陽光発電所の警報カメラ/防犯カメラの位置と高さ、画角について

発電所にカメラを付ける場合、費用の都合で既存の「引込柱」または「門柱」「エンクロージャ」「キュービクル」に付けることが多い。 理想の位置に設置できない場合も下記参照して”映しかた”を工夫して欲しい。 ■位置の理想 2.8㎜/4MPのカメラの場合 (DS-2CD2047G2-LU/SL) 高さ2.5m~4mで5〜6m以内の距離なら犯人の特徴が夜間でもつかめる ■空は映さないこと(逆光になりがち) 記録用MicroSDは2~3年で交換する(高すぎると交換しにくい) 警報

”パノラマタイプ”警報カメラの紹介

下記2つの映像を見比べてください。 同じ位置から発電所を映した標準の警報カメラとパノラマ二眼タイプの警報カメラ映像です。パメラ~パネルまでの離隔は共に5m程度です。 ■パノラマタイプは標準のカメラ2~3台分の広範囲がカバーできるというメリットがあります。配線も1本で済むので工事も材料費も節約できます。 発電所の土地が直方体なら角に設置することでカメラを切り替えることもなく両方向の道路/フェンス沿いも見渡すことができます。 ■機能 夜間でもカラー映像と検知&警報性能は、従来