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太陽光発電所の警報カメラ/防犯カメラの位置と高さ、画角について

発電所にカメラを付ける場合、費用の都合で既存の「引込柱」または「門柱」「エンクロージャ」「キュービクル」に付けることが多い。
理想の位置に設置できない場合も下記参照して”映しかた”を工夫して欲しい。

■位置の理想 2.8㎜/4MPのカメラの場合 (DS-2CD2047G2-LU/SL)

高さ2.5m~4mで5〜6m以内の距離なら犯人の特徴が夜間でもつかめる

ジャンプしても届かないくらいで良い。高すぎると真下が映らない

■空は映さないこと(逆光になりがち)

夜間の街灯の映り込みで発電所映像が映りにくい場合もあるがカメラ側の光量調整で改善することもある。
  • 記録用MicroSDは2~3年で交換する(高すぎると交換しにくい)

  • 警報機能は昼間30m程度でも人物を区別検知可能(夜間は条件次第で20m程度)

  • PoEハブは標準で100mまでカメラと通信可能,それ以上の距離ならExtendMode搭載の200〜300m対応のPoEハブを利用

画角について

警報カメラはDS-2CD2047G2-LU/SL の2.8mmタイプを採用しています。
参考:Tplink 2.8mm・4mm・6mm・8mmレンズの違いは何ですか?

レンズには焦点距離による違いがあり、焦点距離は画角 (実際に撮影できる範囲を角度で表したもの) と倍率 (被写体がどのくらいの大きさで写るのか) を示しています。焦点距離が長いほど画角は狭くなり、倍率は高くなります。

ざっくり横の画角は100°の広角レンズですので、広い発電所で敷地のギリギリ端にカメラを設置するのにまあまあ向いていると言えます。

もっと広い範囲を映したい場合は、カメラを複数台かカメラ1台で180度映せるパノラマタイプのカメラの利用も良いです。



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