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体の声について


感じることを大事にする

体の声を気にしたことがあるだろうか。
特に若いときは、あまり気にしないかもしれない。

回復が早いというのもあるだろう。
私が大雑把だったこともあるだろう。
それでなんとかなった。

ただ、歳をとるとそうもいかなくなってきた。
だから、真面目に体の声に耳を傾けるようになってきた。

気にし始めたきっかけ

誰もがそうかもしれないが、きっかけがあると思う。
私は、怪我がきっかけだった。

私は、趣味でバドミントンをやっている。
そして、たまに試合に出ることがある。

筋肉痛にもなるし、疲れも溜まりやすくなっている。
ただし、それでも大してケアもしていなかった。

ところが、今までさほど問題なかったが、あるとき試合終わりに怪我をした。
左足に肉離れのような、強烈な痛みが走り、まともに歩けなくなった。

私は、肉離れだと思った。
なったことはないのだが、経験者から聞いた限りだと、そう思えた。

整体師へ治療依頼

話が少し飛ぶが、私は10年以上同じ整体師の方にお世話になっている。
特に怪我をしていなくても、最低でも月に1回はみてもらっている。

常に調子が万全ということもない。
さほど悪くなくても、みてもらって、調整はしてもらっていた。

なので、こういうときも、試しにもてもらった。
そして、恐ろしいことを言われた。

肉離れではないらしいのだ。
それだけなら、むしろありがたい結果なのだが、原因が悲しかった。

なんと、臀部のこりだというのだ。
疲れが溜まりすぎていて、主に臀部が相当凝っていたらしい。

ちょっと想像の埒外だった。
そういうこともあるのかと思った。

そして、さらに突き詰めると、悲しくなった。
どうやら、その主な原因が年齢なのだ。
加齢で筋肉が硬くなって、こういう現象になったらしいのだ。

歳だから、体に気をつけましょうと言われた。
そして、言われたように体にケアをすると、足の怪我はすぐ治った。

正直、1ヶ月位は運動出来ないと思っていた。
ところが、1週間後には普通に運動していたのだ。
完全ではなかったが、問題なく動けた。

結局、自分が自分の体のケアを怠っていたために、起こった怪我だった。
それがわかったときは、悲しかった。
老化の事実もそうだが、それに自分が気づけていなかったことも悲しかった。

その後は自分の体と向き合う

怪我をして、治療を通して、自分のことを少しだけ知れた。
どれだけ自分が無知だったか、よくわかった。

それからは、プロの言うことをより真剣に聞くようになった。
そして、自分の体の声に耳を傾けるようになった。

そうすると面白いことに、自分の体は変わる。
そして、危ない状況などもよくわかるようになった。

意識を向けるだけで違うのに、それをやらなかった自分が悲しかった。

そういう経験を通して、人は学んでいくのだと思った。
体の声にも耳を片づけ続けようと思う。

皆様も、体にはお気をつけを。

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