見出し画像

イギリス (バッキンガム&ウィンザー2)


街中にあるお城

皇室関係者が実施に過ごすお城で、ウィンザーの街中にある。

日本で考えたら、皇居が巣鴨の商店街にでもある感じか?
日本人の感覚だと、皇室の方と民衆がかなり近いと感じる。
悪いというわけではない、むしろ私は好きだ。

神格化されるだけが、高貴なものの役割ではないと思うからだ。
どちらが良いというわけではない。
色々な考え方があるというだけだろう。

ともあれ、日本人の感覚からすると信じられない近い皇族。
その居城に入ってみることにした。

大人しく列に並んで入城

城壁が結構長つく続いていた
そして、なだらかな坂に沿って入り口へ向かう
ウィンザー城
こうしてみると、確かに城だ

ゆったりした雰囲気だが、人はたくさんいた。
身動きが取れないほどではないけれど。

ただ、それ以上に敷地が広いので、ゴミゴミした感じはしない。
また、威圧されるほど巨大な建物というわけでもない。
なので、思った以上にゆっくり回ることが出来た。

広い通路、ゆったりした空間。
長年過ごした歴史のようなものを感じた。

歴史は感じるが、威圧感はさほどない
こういうものが私は結構好きだ
イギリスはどこに行っても庭がある
庭を愛でる人が多いイメージもある

権威があるものは、威厳を出したがると感じる。
だが、ここはそういったものをあまり感じなかった。

勿論、歴史も伝統もあるので荘厳なものは感じる。
ただ、それと距離感は違うのだと思う。

自分達が過ごす居城を解放するのだから、日本とは距離感は違うだろう。
本当に面白いな、と感じる。
むしろ、色々あったから英国王室は民衆に歩み寄ったのだろうか。

ちょっとした事象から、いろいろなことが見えてくる。
ただ、近くの城に行っただけなのに。

城からの眺め
高いところにあるので、遠くまでよく見える
城の中の広場のような庭
流石に綺麗に手入れされている

勿論、建物の中もいくつかみることが出来た。
色々と貴重なもの飾ってあったと思うが、実はそこまで印象的ではなかった。

ただ、展示物を見せるための場所ではないので、それで良いと思っている。
そう言った、過剰と思える誇示がないのも、好感を持てる点なのかもしれない。

一人で行った上に、ゆったり出来たからということもあるかもしれない。
とにかくゆっくり過ごせたという印象だ。

機会があればまた行きたいな、と思わせる場所だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?