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イタリア(フィレンツェ2)


目指すはヴェッキオ橋

フィレンツェといえば、メディチ家。
そこに関わる建築物を見に行く予定をしていた。

ヴェッキオ橋 冗談みたいだが、橋の上に沢山店が並んでいる

ヴェッキオ橋を経由して、ミケランジェロ広場に向かった。

橋はあまり広くないこともあり、人が沢山いた。
有名であることもあるかもしれない。
こういうところに人は集まるのだな、と感じた。

下々の我々は、橋の下を通る。
ただ、その昔のお偉方は橋の上にある通路を通っていたらしい。
権力の象徴、といったところだろうか。

次の目的地 ミケランジェロ広場

ミケランジェロ広場に向かう道中 いちいち絵になる街だと思う

その先、橋を抜けると急に人がいなくなる。
ヴェッキオ宮殿かミケランジェロ広場に行けるが、今回は広場に。
次の予定があり、双方回る時間はなかった、残念。

ミケランジェロ広場から ドゥオモとジョットの鐘楼がよく見える 街も綺麗だ

ミケランジェロ広場は、ちょっとした高台にある。
目の前は開けており、非常に眺めが良好だ。
ゆっくりとフィレンツェの街を眺めることができた。

そして、ここにも観光客は沢山いた。
これだけ眺めが良いのだから、足を運んでみたくなる気持ちもよくわかる。

ミケランジェロ広場にダビデ像 レプリカとのこと

広場には、ダビデ像が象徴のように立っていた。
しかしこの広場、ミケランジェロは建設に全く関わっていないらしい。
ダビデ像をおきたかっただけなのだろうか。
不思議なな名前の付け方だった。

ミケランジェロ広場を抜けたら、次の目的地へ移動。
その前に腹ごしらえをしたのだが、やはりイタリアは何を食べても美味い。

カルボナーラをいただいたのだ。
これが本物のアルデンテか!と理屈抜きで理解できた。

でも、多分これを日本で出したら、芯が残っていると言われるのだろう。
私は、大変美味しくいただけた。
語彙力がなくうまく表現出来ないが、現地で体感するのが一番だろう。

大本命 ウフィツィ美術館

ウフィツィ美術館の中庭 元々庁舎で、建物はなかなか壮観だ

イタリアの中でも、とても有名な美術館の一つ、ウフィツィ美術館。
今回のフィレンツェ訪問の一つの目玉だ。

事前に予約してあったため、非常に円滑に入場できた。
普段は全く美術館に足を運ばないが、こういうことも大事だと思う。
何故なら、なかなか行く機会は得られないからだ。

ウフィツィ美術館の内部 庁舎を美術館にする辺りがすごいと思う


有名な絵画に、ボッティチェリのヴィーナスの誕生がある。
レオナルドダヴィンチの受胎告知もある。
ミケランジェロの聖家族もあった。
カラヴァッジョのメドゥーサなどは、とても迫力があった。

写実的なもの、宗教画、彫刻。
本当に色々なものがずらりと取り揃えてあった。

普段美術に全く触れない私でも、これは一見の価値ありだと心底思った。

そんな中で、個人的に最も印象の残ったのが、”ゴリアテの首を持つダヴィデ”。
非常にリアルに描かれており、衝撃を受けた。
ゴリアテの話自体が比較的好きだったともあり、非常に印象に残った一枚だ。

それ以外にも、非常に目を引く美術品が沢山あった。
彫刻も、廊下にぽんと置いてあるものもあった。
どちらをみても美術品だった。

よくもまぁこれだけのものを集めたものだと思った。
権力、財力の象徴だろう。

もし、フィレンツェに行く機会があれば、ぜひ足を運んでいただきたい。
どれかひとつくらいは、好きな作品が見つかるのではないだろうか。

これだけでも十分に色々と回ったと思う。
ところが、なんの気まぐれか次の場所に移動することになった。

ふと思い立って、ピサに行くことになったのだ。
無計画な旅は、これだから好きだ。

次は、この強引なピサへの訪問について述べたいと思う。

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