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Microsoft research

Microsoft researchとは  

アメリカはもちろん、全世界のIT関係者、とりわけ研究者にとっては垂涎の存在ともいえるのが、マイクロソフト・リサーチだからだ。マイクロソフトが作り上げた研究所である。 


研究開発費は年間1兆円規模――。米マイクロソフトが1991年に本社に設立した「マイクロソフトリサーチ(MSR)」は世界最高峰のコンピューターサイエンスの研究機関だ。現在はイギリス、中国、インドに拡大し、さまざまな研究が日々行われている。  

世界中の研究機関

驚くべきは、その投資額。マイクロソフトは、他のIT関連企業に比べても圧倒的に多い。それこそ医薬品会社くらいのスケールで、研究開発に投資をしているのだ。

 前年度の実績でいえば、売上高の実に14%。毎年、数千億円から1兆円以上の金額が基礎研究も含めたR&D費として投資されているのが、マイクロソフト・リサーチなのである。

 東京大学大学院でシステム量子工学を学び、衛星放送のビジネスに関わっていた。その後、独立行政法人の科学技術振興機構を経て2008年にマイクロソフトに入社。中国北京にあるマイクロソフトのアジア研究所と日本の大学とのコラボレーションをプロモーションする仕事を担い、2017年6月までは日本に勤務。その後、アメリカでの勤務に手を挙げた。

 研究内容は公開され、それをもとにしたさまざまな開発が世界中で進んでいく。マイクロソフトの研究所だからマイクロソフトが研究内容を独占しよう、自分たちの未来の製品につなげようということではなく、オープンにしてコンピューターサイエンスの、社会の発展に役立てようというスタンスなのだ。 


マイクロソフト・リサーチ・ネクスト マイクロソフト・リサーチ・ラボ

マイクロソフト・リサーチは、レドモンド市にあるキャンパスの建物のひとつに入っている。受付の厳しいセキュリティを抜けると、外観からは想像できなかった吹き抜けの広い空間が目の前に広がった。これは、キャンパスの多くの建物にもいえることだったが、印象的だったのは、左右対称など単純なデザインや構造の内装がまず見られないことだ。とりわけ、リサーチの入っているビルはそのイメージが強かった。


落合陽一氏もインターン参加。世界中から最高レベルの頭脳が集まる


マイクロソフト・リサーチには、日本の大学院生もインターンでやってきたりする。ウェブメディアNewsPicksのインタビューで「今22歳なら、マイクロソフトに行きたい」と語っていたメディアアーティストの落合陽一氏は、実はインターンでマイクロソフト・リサーチに来ていた一人だ。バーチャルリアリティ関連の研究をしていたという。 


終わりに

今回は謎の世界最高峰IT研究所について書いてみました。テクノロジーがより社会の役に立っていければいいと思います。  


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