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【ユーザーインタビュー】💴賞金50万円をどう使う!?BUSTER優勝者に聞いてみた!

BUSTER優勝者インタビュー 〜京大コンビはいかにして優勝を勝ち取ったのか〜

BUSTERとは

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昨年およそ2ヶ月間に渡って実施されたチーム対抗開発バトル「BUSTER」。企業から出題された実務開発体験コンテンツ「MISSION」の中から5つを出題。その開発スピード・クリア数・クオリティを競う。

全21チーム46名の猛者が参加。4社から出されたお題に挑戦。単なるハッカソンではなく、週1回ペースで40社80名のTechTrainエンジニアメンター達にアドバイスをもらいながら磨き上げていく

12/23にYouTubeで結果発表。優秀なチームには出題企業様より企業賞を授与。優勝チームにはTechbowlより賞金50万円を授与。

今回優勝し、見事50万円を掴み取ったのは「ドドンパ」チーム。 渡部 太緒(わたなべたお)さんと 齋藤 修(さいとうおさむ)さんの京都大学院生の二人コンビ。2人は5つ中4つのMISSIONを最速でクリアし、2位以下に大差をつけて優勝した。

以下インタビュー全文(敬称略)

よろしくお願いします!
BUSTERはどこで知りましたか?
渡部:「よろしくお願いします。TechTrain上のSlackに流れてきた時だと思います。アルバイトや研究室でもSlackは使っているので普段からSlackは見ていたのでチェックできました。(笑)」
齋藤:「よろしくお願いします。渡部に話を聞いて知りました。TechTrainにはもともとは入っておらず、渡部に誘われてBUSTERに参加する目的でTechTrainに登録しました。」
チーム結成の背景について教えてください!
渡部:「初めは一人で参加しようと思ってました。誘ったのは、斎藤と居酒屋で二人で飲んだ時です。」
齋藤:「ちょうど彼女に振られた私の心の隙間を埋めるためにBUSTERに出ないか、と。アプリ開発の経験はありませんでしたが、もともとそれ以外のプログラミングの経験はあったので、これを機会にアプリ開発に情熱を注いでみようと思いました。BUSTERをきっかけにiOSアプリ開発は今も続けています。」
現在はどのようなアプリを作っているのですか??
齋藤:「メトロノームのiOSアプリです。iPhone8から振動が制御できるようになったので、『触ってわかるメトロノームアプリ』を製作中です。」

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齋藤 修さん 

アプリ開発は初挑戦。0からJavaScriptを勉強し優勝に貢献。現在は振動を利用したメトロノームアプリ(iOS)を製作中

BUSTERでは、ほとんどのMISSIONで最も早くコンプリートしていました。作戦はどのように練りましたか?
齋藤:「初めに二人でご飯を食べながら練りました。合計何チーム参加するかわからなかったので、接戦になった場合、5つ全てのMISSIONをクリアしたチーム同士が争うと思いました。点数の付け方的に質ではあまりポイントにならないのではないか、という仮説で速さに絞って開発することにした。」
渡部:「配点を見た時に、速さの比重が大きいなと思い、その時点で速さに振ることにしました。面談予約は、5つ全てのMISSIONをコンプリートするために計画的に予約する必要がありました。」
メンターにはどのような質問をしましたか?
齋藤:「GitHubの使い方という基本的なところから質問しました。あとはiOSアプリに関してのコードレビューや、実装が難しい箇所についての質問でした。」
渡部:「エキサイトの音声収録アプリのMISSIONについて、より良い機能実装についてアドバイスをもらいました。特に、メンターのLINEの玉木さんにはアンドロイドのコードレビューから、難しいコードの実装まで見てもらい、お世話になりました。」
役割分担はどのようにしたのですか?
齋藤:「アプリ開発の経験がなかったので、渡部が経験したことがない領域をカバーする形を取りました。エキサイトのMISSION『Excitech for iOS 〜自慢したくなる音声収録アプリを作成してみよう〜』と、 株式会社マイクロアドのMISSION『アドテク入門:計測タグを作ってみよう』は1人で制作しました。JavaScriptに触れるのはこれが初めてだったのでYouTubeなどを参考にして、1から学びながら開発しました。」
渡部:「アンドロイドの開発経験はあったので、エキサイトのMISSIONのAndroid版と、Visinal GroupのMISSION『GitHubAPI使って、エンジニアの能力を可視化してみよう』は、私が担当しました。GA technologiesのMISSION『大学生が使いたくなる家探しサービスを作ろう』は2人で共同開発しました。2人ともPythonを扱ったことはあったし、2つずつ担当して、一つ余ったのでちょうどよかったです。ローカル環境の構築やバックエンドは渡部が担当し、フロントエンドは、BUSTERを通してJavaScriptに慣れてきた齋藤が対応しました。」


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渡部太緒さん Androidアプリ、環境構築、バックエンドなど幅広く対応
今回、齋藤修さんを誘いBUSTERにエントリー

どのように連絡を取り合っていましたか?
渡部:「基本的にはSlackのワークスペースを作り、そこでやりとりしていました。GitHubのアプリと連携させて、プルリクエストの通知をSlackに来るようにすることでスムーズに連携を撮ることができました。」
齋藤:「密に連絡を取り合っていたことでうまく連携できました。大学も同じだし、家も近いので、週一くらいで実際に会ってコミュニケーションが取れたことも大きいと思います。」
つまずいた時はどうしましたか?
齋藤:「とにかく思いつく限りの英単語をGoogleで検索しました。言語に関する公式文章を見ると役に立ちそうな箇所があったので、英語で書かれた文章を読み込みました。」
渡部:「同じように基本的にはググりましたが、ブログも見ました。メンターの方から教えてもらったブログの著者の他の記事を読んだりして勉強しました。」
他のハッカソンと違うと感じたポイントを教えてください!
渡部:「昨年の夏に三日間で1つのアプリを作るハッカソンに出場しました。そのハッカソンと比べてBUSTERの最も大きな特徴は、期間の長さと、自走力が試されている点だと感じます。本当に、マラソンという感じでした(笑)。実務としてコードを書いていく上でも求められる力なのではないでしょうか。2ヶ月に渡って、開発を進められたのは齋藤と2人で密に連絡を取り合って、オフラインでも会っていたからだと思います。」
賞金50万円の分け方と、使い道を教えてください!!
渡部:「新しいMacBookに買い替えたいと思います。M1Macの性能について評判が良いので買い換えたいと思っています!しかしM1Macに、Docker等がまだ完全には対応していないので、対応するまで待ってから買いたい。あとは、技術書に使うと思います。欲しい技術書をノンストレスでポチれるのは嬉しいです(笑)」
齋藤:「使い道は渡部とほぼ同じですね。今作っているメトロノームのアプリを作るためにパソコンを買い替えたいです。6年前のものなので(笑)必要な技術書も買いたいと思っています。」
最後に、TechTrainユーザーに一言お願いします!
齋藤:「ほぼ初心者だったので、GitHubの使い方、Dokerの使い方と、アプリ開発において重要なことをかなり学ぶことができました。実際にプロダクトを作ることで、アウトプットをするいい機会にもなりました。プロダクトを作ったことがない人はどのMISSIONでもいいのでチャレンジしてみるといいと思います!
渡部:「面談が本当にありがたいです。一人で開発していると、このコードが正しいのか、わからなくなることがあります。そういう時に面談予約してプロにコードレビューしてもらえるのは本当に嬉しいです。有料級のサービスだと思います。皆さんにもメンターさんたちに質問しまくるという形で、サービスを使い倒して欲しいです!(笑)」

今後もTechTrainではハッカソンだけでなく、勉強会やMISSIONごとのもくもく会など様々なコンテンツを予定しています!プロのエンジニアとして働きたいU30のみなさん…き…きこえますか…いますぐTechTrainを始めるとよいと思うのです…

渡部さん、齋藤さん、今回はおめでとうございます!ありがとうございました!

渡部・齋藤:『ありがとうございました!』

以上 インタビュー実施日時:2021年1月8日



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