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当たり前のことを当たり前に。|テックビズが人材マネジメントポリシーに込めた思い

「TECHBIZ STYLE」では、株式会社テックビズで働く仲間やカルチャー、制度などを紹介しています。

テックビズはPURPOSE「人生を豊かにする新たな働き方の創造」を掲げ、フリーランスがより主体的に働ける場と環境を提供するべく、事業を急速に成長させています。

テックビズがPURPOSEを体現する上で、まずは社内のメンバーが主体的に働き、新しい働き方を創造していくことが重要です。そこでテックビズでは、人材マネジメントポリシーを策定し、採用サイトなどでも積極的に公開しています。

今回は、テックビズの人事・広報部 池谷さんに人材マネジメントポリシーの概要や策定のきっかけ、目指す組織像などを伺いました。

01/ 「カッコいい人物である」を体現するために|人材マネジメントポリシーができるまで

——池谷さん、本日はよろしくお願いします。まずはじめに、簡単に自己紹介をお願いします。

テックビズの人事・広報部にフリーランス人事として参画しております、池谷です。

大学を卒業後、新卒で人材紹介会社に入社し、リクルーティングアドバイザーおよびキャリアアドバイザーに従事してきました。その後、スタートアップの社内外人事を経て、現在はテックビズに参画し、採用をメインに人事業務を行っています。

——テックビズに参画された理由は何だったのでしょうか?

テックビズのスローガン「働き方を変え、世界を変えていく」パーパス「人生を豊かにする新たな働き方の創造」に心から共感したからです。

私自身、新しい働き方にとても興味があります。実際に新しい働き方をしている中で、よりフリーランスを目指される方を増やしていきたいという思いがありました。フリーランスを支援するサービスだけでなく、雇用形態にとらわれない組織を体現している会社の体制としても、テックビズに魅力を感じ、この組織で一緒に働きたいと思い参画を決めました。

テックビズでは、正社員だけでなく、業務委託も含めてさまざまな立場の人が柔軟にチームを形成しているんです。

——さっそくですが、テックビズの人材マネジメントポリシーについて詳しく教えてください。

テックビズの人材マネジメントポリシーは以下の3つで構成されています。

・Relationship based on Trust(信用を基に柔軟かつ自律的に働ける環境を提供します)
・Be Cool and have Fun(最高の自分を実現できる仲間とフィールドを提供します)
・Pay For Performance(期待する役割や成果に対してきちんと報酬で報います)

1つ目の「信用を基に柔軟かつ自律的に働ける環境を提供する」は、テックビズの特徴でもあり、はじめてテックビズに関わる方が驚くポイントでもあります。雇用形態や働く場所にとらわれず、柔軟かつ自律的に働ける環境を提供しています。

2つ目が「最高の自分を実現できる仲間とフィールドを提供する」です。我々は「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三方良しという考え方を大切にしているのですが、まずは自分自身を満たすことに注力してほしいんです。そのために必要な仲間集めや、成長できる環境を提供することをお約束します。

3つ目の「期待する役割や成果に対してきちんと報酬で報いる」は、当たり前のように感じるかもしれないですが、実現できている企業は少ないと思います。まだまだ年功序列型の報酬制度を敷かれている企業が多い中で、我々は年齢や雇用形態などに関わらず、成果をあげている人にはきちんと報酬をお支払いする。そのお支払する報酬も、市場と比較して高い水準であることをお約束し続けます。

人材マネジメントポリシー

——人材マネジメントポリシーを策定された経緯をお聞かせください。

当時のテックビズには人事部という組織が備わっておらず、メンバーみんなで採用を行うなどしていました。

2022年2月ごろからメンバーもだんだんと増え、そのタイミングでHRの戦略を上流から考えられる人が必要になったんです。人や組織を通じて何をする必要があるのか方向性を定めるためには、人や組織に対する約束事を作るべきだと思い、人材マネジメントポリシーを作成しました。

——人材マネジメントポリシーの策定に対して、中島さん(代表)はどんな考えだったのでしょうか?

作成に賛成ではありましたが、真新しいものを作るというより、改めて定義づけるという認識が強かったですね。

中島さんとしては、メンバー間での共通認識をしっかりと言語化するイメージだったのではないかなと。人事の我々としても、あらかじめイメージが固まっていたので動きやすかったです。

——人材マネジメントポリシーを策定する中で、印象に残っていることはありますか?

テックビズは人的資源や組織資源に対する扱いが非常に長けていて、バリューはしっかりと徹底されていました。

バリューに合わせて、どのような人物が求められているのかも定まっていました。人材マネジメントポリシーは、求める人物像があって、その人物像に対してHRの観点で何を約束するのかを決めるんです。

求める人物像に関して、メンバーにインタビューを行ったのですが、現在のバリューと同じようなワードがまとまって出てきて。そういう点では非常に作りやすかったですね。

当たり前のことを当たり前に。地に足をつけて考えるテックビズの人材マネジメントポリシー

——人材マネジメントポリシーに込めた思いを教えてください。

テックビズが実現できている素晴らしいこと、再現可能性が高いものを形にして、約束できるかつ競合優位性のあるものという点を意識しました。

会社を大きく見せるために、「叶えられないことを唱えるのは良くない」と当初から話していて。テックビズが求める人物像が「カッコいい人物」で、それに紐づくバリューがあるのですが、それに対して人事・経営として何を約束するのか、地に足をつけて考えました。

——人材マネジメントポリシーを作成していない企業も多いですよね。

人事=採用というイメージが根強く、採用の戦略だけで終わるケースは非常に多いと思います。

採用戦略よりさらに上流の部分を踏まえた方針をしっかり作ることが重要です。組織としてどのように成長していきたいのか、各論を整理して、人材マネジメントの観点で多角的に経営に資することが今の人事に求められることだと思います。

——人事として働く上で、池谷さんが心掛けていることはありますか?

コミュニケーションにはとても気をつけています。どんな仕事においても、信用はとても大切だと思うので、信頼関係を構築するためのコミュニケーションは欠かさないようにしています。

私たちの雇用形態(フリーランス)はやっぱり特殊ですし、基本的にフルリモートなので、オフラインに比べると認識のズレはどうしても発生しやすい。このズレは本当になくしていきたいので、密にコミュニケーションを取りたいと常に考えています。

——働き方(雇用形態)を問わない中で、メンバーが主体的に関われるというのは簡単なことではないと思いますが、その点についてはどう感じられていますか?

当たり前のことを当たり前に行っていきたいと思っています。イメージとしては、素人のように自由に考えて玄人のように着実に実行する、というスタンスでいたいですね。

期待する役割や成果に対してきちんと報酬で報いたい、理想の自分を実現できる仲間と働いてほしい。これらの思いを関係者に本当に提供するためにはどうしたらいいのか、一生懸命考える会社なのかなと思います。

働き方に問いを立てられる人|テックビズが求める人物像とは

——改めて、テックビズの特長について教えてください。

それぞれの考え、多様性を重んじるけれども、心の根底にある思想は同じ。大人な組織だと感じますね。

だからこそ、いい距離感を保っていられるんですよね。責任の所在をきちんと自分の中に置いている人が多いし、必要に応じて他の人と関わることも厭わない。自分自身を拠り所にしている人が多いので、変な馴れ合いはないのかなと思います。

——テックビズのバリューである「Be Professional」が体現されているのですね。

そうですね。自分を満たしつつも、パーパス「人生を豊かにする新たな働き方の創造」に向かって動いている人が多い印象です。もちろん意見を出し合う中で議論になることもありますが、「今話していることはパーパスやミッションに向かっているのか?」と立ち返ることができるので、より建設的な話し合いができていると感じます。

——組織として課題に感じていることはありますか?

成長スピードが早すぎるあまり、組織として足りていない部分があるように感じています。

会社のフェーズによっても課題は変わると思うのですが、現状だとミドルマネジメント層の人数がまだまだ満たされていないですね。

その分、これからテックビズに参画してくださる方にとっては、活躍の幅は非常に大きいと思います。実際に私自身も参画して、感じています。

——今後、テックビズをどんな組織にしていきたいですか?

まずはパーパス「人生を豊かにする新たな働き方の創造」を体現していきたいです。IT領域のみならずHRやマーケターも、世の中の働いている人たちに対して、価値提供していきたいと思っています。

そのためにもまずは、テックビズの中から改革していく。働き方や場所・時間にとらわれずに、好きなところで好きなように仕事ができる人材をどんどん輩出していきたいです。会社としてもそういう目標を掲げているので、それを志すメンバーに集まってきてもらいたいです!

——池谷さんが一緒に働きたいと思う人物像について教えてください。

テックビズが掲げるスローガン・パーパス・ミッションへの共感いただけることは前提として、「テックビズでどんなことにチャレンジしたいか?」「なぜそう思うか?」をしっかりイメージして言語化できる方にお会いしたいです。

何らかの使命感や不足感が立脚点だと思うので、働き方に問いを立てられる人というのはポイントだと思います。

今の日本の働き方に対して怒りや乾きの感情を抱えていて、社会の負を良くしたいという思いが明確にある人だとテックビズの想いとマッチするのではないかと思いますね。

おわりに

事業を通して新たな働き方を広げていくテックビズですが、まずはテックビズ社内の人材が、いきいきと活躍できる環境をつくることが大切です。

そのために「人材マネジメントポリシー」として約束を明文化し、一人ひとりのメンバーが主体的に活躍できる環境づくりを実践しています。

「TECHBIZ STYLE」ではテックビズで活躍するメンバーのインタビューなども随時公開しています。あわせて、ぜひご覧ください。

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