Dify×GASでテスト自動システムを構築しよう
みなさんこんにちは、Difyエンジニアの三國です!
先日Xにて投稿したDifyとGASを活用したテスト自動システムについて多くの方にご関心をいただけたので、このシステムの実装方法をDifyのチャートフローやGASプログラムも含めて解説していきます!
今回はDifyのクラウド版を使用しました。
個人情報は一切Difyに渡さないようにシステムを構築しましたが、どうしてもセキュリティが気になるという方は、AWSなどにデプロイする必要があります。
このシステムでできること
今回作成したテスト自動システムは、「定期的に生徒に問題を解かせたいが、その問題をつくるのが大変」といった課題を抱えている方の業務時短を目的に開発しました。
このシステムは以下のようなことを自動化することができます。
①キーワードから問題(問題文・選択肢・回答・解説)を生成する
②生成した問題をテストするGoogleフォームの作成
③対象者へのメールの送信
④回答者への点数と解説の送信
⑤以上の流れを定期実行する
この記事を読んでいただければ、本システムを実装することができます。
確かにこのテスト自動システムは、学校や塾の先生向けに作成したシステムですが、実装方法にはDifyとGASを組み合わせたシステムの構築において肝となる部分も含まれています。
今回の記事を読んでいただければ、今後のシステム開発に役立ちますので、ぜひ記事を読み進めていただければと思います!
また、本記事には実装方法を録画した作業動画も差し込んでおります。文章やキャプチャ画像だけでは操作方法が分からなかった場合は、適宜動画をご確認ください。
注意点
上述の通り、本記事ではシステムの実装方法を説明しています。ただし、LLMの性質上、工夫を施さなければ生成する問題に重複が発生します。
もちろんこの記事に書いている工夫を実装するだけでもある程度は重複を避けられますが、少なからず発生してしまいます。
この問題を解消するためにはさらなる工夫を施す必要があるのですが、このシステムをすでにご購入いただいた方がいる関係で、本記事ではそこについてはヒントを出すだけで詳細な解説をしておりません。その点ご了承いただければ幸いです。
それでは早速、本題に入っていきましょう!
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