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検索はどこへ行く

THE TECHNOLOGY NOTE更新5回目、今回のテーマは「検索」でした。昨今の対話型AIの登場によって、わたしたちにとって最も身近なアプリケーションの一つである「検索」にも、大きな変化が訪れようとしています。今後検索はどうなっていくのか?そもそも検索とは何なのか?検索にまつわる様々な議論の末、今回は以下の4本の記事が執筆されました。


なぜ最近のインターネットはワクワクしないのか?あのワクワクはどのように取り戻すことができるのか?奇しくもかつて多くのブラウザがその名に冠していた「探検」をキーワードに考察しています。


現在の「検索」はコンピュータやデータベースの都合に慮ったクエリーを考えるスキルが問われるものになっている。対話型AIをはじめとする検索に代わる情報探査手段はこうした「スキル有無の差」をなくす方向に世の中を進めており、そのうち「検索」はわたしたちが知っているような形ではなくなるだろう、という予想がされています。


キーワード検索をはじめ、昨今の対話型AIによる検索も、言葉(テキスト)によって制御する以上「言葉で説明できないものは検索できない」という限界を抱えています。言葉に依存せず、よりユーザが自在に情報を探索するためにはどのようなUIが必要かが考察されています。


津久井五月によるSF小説『コヌルトピア』に登場する植物コンピュータをヒントに、植物を利用した新しいコンピューティングの可能性と、その中で実行されるであろう「検索」の形が予想されています。



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