やりたいことなんてなくていい

やりたいことなんてなくていい。

書名:やりたいことなんてなくていい。
著者:伊藤 羊一
出版社:PHP研究所
発行日:2019年12月14日
読了日:2019年12月22日
ページ数:256ページ
12月 :6冊目
年累計:121冊目

この本、おすすめ❗️
どんな世代にも刺さると思います。

「やりたいことがない」
「このままで良いのかな」

そんな疑問って誰しも抱えてませんか?

そんな時に「やりたいことなんてなくていい。」なんて
言われたら安心しますよね。
私も安心したくて手に取りました(笑)

スポーツ選手になる!とか目的があって
それを叶えてる人はほんと極一部です。
多くの人はどこかの企業に所属して与えられた仕事
をしている事が多いと思います。

著書の伊藤さんは著名な方ですが
こうした悩みを若い時から抱えてきて
日々目の前の仕事に取り組んできた結果が
今に繋がっているとお話されています。

私も会社生活10年続ける中で
最初は開発・設計業務をバリバリしていました。
そうした中でプロジェクトリーダーを担当したり
部下をもつ立場になり、今は技術経営といった
戦略を立案するような勉強も始めています。

キャリアは自然と変わっていくものだと日々実感。

一つの仕事ができるとそこから仕事の幅が広がって
様々な事ができるようになります。
やっぱり目の前の仕事をきっちりやる。
これは最も大事な事の一つです。

”実践に裏打ちされた経験値だけが、真のcanになる”

本を読んだり、資格を取る事も大切だけど
それを実践する事で経験となる。
経験した事を語られると人は納得します。
だって経験したのだから。

”Free、Flat、Fun”

これはYahoo!アカデミアのウェイ(理念)です。
すごく良いな❗️って思いました。
上下関係や肩書き関係なくFlatに接する事って
本当に大切だなって感じます。

あとはお互いに”Give、Give、Give”です。
基本的にGiveされて嫌な事ってないはずです。
相手の立場を思って、役にたつかな?と思う事は
損得勘定を抜きにして、実施するようにしてます。

そしてリーダーシップとは何か?
伊藤さんはこう定義されています。

「自分の信念に基づいた意思決定と行動のスタイル」

リーダは意思決定する事が仕事と言っても過言ではないですが
そこに信念があるかどうかって大事ですよね。
多数決で決められない、論理的に整理しても
どっちが最適かどうか判断が難しい。
正解がわからない・・・
そんな事がビジネスや社会で良く起こります。

その時に決断・判断していくのがリーダ。

正解がない中で意思決定や判断をしていかなければいけない。
それは結構大変な事ですが
それをできるかどうかは経営者やリーダーにとって
重要な事の一つだと思います。

そして最後にビジネスパーソンの”価値”はどこで決まるか?

自分の仕事を通じて世の中にバリューを
提供していくことを、
『我が事』として捉えているかどうか

自分化していかに考えられるかという事ですね。
松下幸之助は社員稼業に通じるところがある。
やっぱり目の前の仕事を経営視点で考えると
違ったものが見えてきます。

与えられた事をこなすだけでなく
その仕事を通してどう価値を見出していくかを
日々考えて業務にあたると人と差がでてきます。

それにその方がそこから改善が生まれたり
ひょっとしたらイノベーションが生まれるかもしれません。

その方が仕事も楽しいのです💫

だからこそ
最初はやりたいことなんてなくてもいい

一生懸命、目の前の事を続けていれば
いつか見えてくるのです❗️

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