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【企業分析】いまが買い時?Apple(アップル)【米国銘柄】


動画でもアップしているので(↓)、よろしければご視聴ください。


今回は、GAFAの一角にして、時価総額世界一位の企業でもある「Apple」の株価と業績、今後の成長性などについて調べてみます。

企業概要

【米国銘柄】Apple 株は買い時?【解説】.003

業績

【米国銘柄】Apple 株は買い時?【解説】.005

成長率は鈍化しており、2019年には前年の売上を若干下回っています。これは主力であるiPhoneの販売台数が徐々に落ちていることが要因です。
2020年もiPhoneの販売は減少傾向にありましたが、売上は増加しています。

なぜでしょうか。

これはApple Musicなどのサービス売上の割合が増えているためで、同社CEOのティムクックも今後はサービス分野を拡張していくと決算発表で述べています。
また最近ですと、自社設計のM1チップCPU搭載Macの評判もよく(従来はIntelプロセッサを採用)、当分野の売上拡大も期待できそうです。

次に株価について。

【米国銘柄】Apple 株は買い時?【解説】.007

PERは約32倍となっており、成長鈍化を考えると決して割安ではありません。
よって、新しい市場への製品リリースなど、今後同社の売上を加速させる要因がなくては、株価上昇は見込めないと思われます。

ちなみに、 Appleについては新製品開発の噂がいくつかあります。

新製品の噂

【米国銘柄】Apple 株は買い時?【解説】.009

まず、仮想現実(VR)および拡張現実(AR)ヘッドセットの開発を行っているとされており、2020年5月にVR配信スタートアップのNextVRを買収しています。

VRといえば、FacebookのOculusが先行しているイメージがありますが、まだ一般に浸透しているとは言えず、ここにAppleがどのように食い込んでくるのかが見どころとなります。

次に、自動運転車について。

【米国銘柄】Apple 株は買い時?【解説】.010

Appleは、TeslaやGeneral Motorsと競合する製品を目指し、自動運転車の開発を行っているとされています。

カリフォルニア州車両管理局への報告書から、Appleの2020年に自動運転車のテスト走行(約30,264キロ)を実施しており、また2020年Teslaの自動運転部門の元責任者を雇い入れています。

なお実際に市場に出るのはまだ先の話であり、Apple Carが発売に至るのは早くても2025年頃との観測です。

まとめ

Appleに関するまとめです。
・売上成長率は鈍化
・サービス事業が拡大傾向
・新製品の噂にVR、自動運転など

以上となります。

米国企業に興味をお持ちの方、投資を検討されている方のご参考になれば幸いです。


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