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琵琶湖に行ってきた

よく晴れた今日、4月23日。

大学の授業がなかったので、友達と一緒に琵琶湖にサイクリングしに行きました。

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琵琶湖の水は淡水、というのは知っていました。

しかし海にしか見えないので、ほんとはしょっぱいんじゃないかな、

と思い、ちょっと飲んでみました。

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『うん、水道水と同じだ』

なんと完全に淡水でした。ちょっとしょっぱい、とかもありませんでした。

日本で一番大きく、貯水量も最大です。なんせ琵琶湖には119の河川から水が流れ込んでいます。Googleマップなどをみるとわかりますが、周りは山に囲まれているので、全部琵琶湖に流れ込んでくる、そんな感じです。

つまり、琵琶湖はさまざまな河川の流れの途中に存在していることになり、そのように考えると琵琶湖はこれらの河川の一部である、ということになるのです。

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その一方で、出ていく川はたったひとつ。瀬田川です。滋賀県内では瀬田川、京都府内では宇治川。大阪では淀川、と呼ばれます。満々と水をたたえる琵琶湖から流れる川はたったひとつしかない。それだけでも驚きです。

近代に入って、琵琶湖疎水という、京都市内に人工的に水を引くことも始まりますが、それでもふたつしか「出口」がありません。それであふれないのか? と気になりますが、豊富な地下水としても、京都や大阪方面を地下から潤しているといわれています。

近畿1,400万人もの人々を支える貴重な水源であり、
淀川だけではなく、地下水でも、京都、大阪の人たちの生活をずっと支えてきたのが琵琶湖です。

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これからは、キッチンで蛇口を捻るときに、
琵琶湖のことを思い出して感謝したいと思います。

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